今回はコピー用紙1枚の重さです。子どもからは「昨日のが使える」と声があがります。紙厚の考え方を重さにも活用しようとする見方・考え方です。
実際に1枚の紙を手に取り,重さを実感します。多くの子どもが1g程度を想定します。
その後,何十枚のコピー用紙の重さを測定し,比例の考えを使って計算します。結果は,予想以上に重い4g台になりました。想定外の重さに,子どもたちもびっくりでした!
今回はコピー用紙1枚の重さです。子どもからは「昨日のが使える」と声があがります。紙厚の考え方を重さにも活用しようとする見方・考え方です。
実際に1枚の紙を手に取り,重さを実感します。多くの子どもが1g程度を想定します。
その後,何十枚のコピー用紙の重さを測定し,比例の考えを使って計算します。結果は,予想以上に重い4g台になりました。想定外の重さに,子どもたちもびっくりでした!
「コピー用紙1枚の厚さは何㎜でしょう」
このように子どもたちに問いかけます。
コピー用紙を1人に1枚ずつ配布します。定規で厚さを測定します。しかし,厚さは1㎜以下です。測定結果は「0.1㎜」「0.2㎜」「0.3㎜」と分裂します。
子どもたちは,「だったら,折って調べたらいい」「重ねた方がいいよ」とコピー用紙を複数枚重ねる方法を考えました。しかし,前者の方法は「隙間ができる」「紙が戻ってくる」と指摘の声があがります。コピー用紙を何十枚も重ねる方法で厚さを測定することにしました。ただし,用紙の間に空気が入ると膨らんでしまうので,子どもたちは重たいものを上に載せたり,定規を用紙の端から端に滑らせて空気を抜いたりしていました。
例えば,100枚のコピー用紙の厚さを測定したチームは,その厚さは9㎜でした。1枚当たりの厚さは,9÷100で0.09㎜ということになります。他の班の子どもたちも同様の方法で,1枚当たりの厚さを計算していきました。結果は,どの班も0.1㎜前後となりました。
実際の厚さは,コピー用紙の包み紙に書かれています。「紙厚0.09㎜」と書かれています。子どもたちの調査結果は,かなり正確でした!
昨日に引き続き,今日は京都府南丹市の学校を訪問しました。全校6クラスの学校です。全6クラスの授業を参観しました。今年2回目の授業公開でした。どのクラスの先生方の授業も,半年前よりも確実にレベルアップしていました。
この学校は,この研修スタイルをもう数年間に渡って継続しています。継続することで,先生方の授業技量も確実に向上していきます。継続は力なりは,研修にも当てはまりますね!
昨日は出雲市の小学校を訪問しました。25クラスの授業を参観し,全授業に対してコメントを行いました。先生方のやる気に圧倒されました!
さらに,3年生との授業公開も行いました。とてもかわいい子どもたちでした。すばらしい発想と呟きが次々と生まれてきました!かわいい子どもたちでした!
2026年2月7日(土)は関西大学初等部公開授業です。担任している6年生最後の公開授業です。今回は数年振りに算数の公開授業を行います。数学的な見方・考え方の中の「一般化」「特殊化」に焦点化した授業提案を行います。
研究会の詳細やお申し込みは,以下のアドレスからお願いします。
明日は島根県出雲市の小学校を訪問します。全クラスが授業公開を行います。数年前から訪問している学校です。継続的に訪問する学校はいくつもありますが,全クラス授業公開をする学校は多くはありません。私は,本気で学校全体の授業改革を進めようと考えるのなら,全クラスの授業公開が最も効果的な手段だと考えています。これまで数年を掛けて大きく授業力が向上した学校は,全て同じ手法で改革を行ってきました。
一部の先生だけが授業公開を行っても,全教員にその成果が波及することはありません。人の授業を見ることだけで授業技量が向上するのであれば苦労はしませんよね。それはスポーツも同じです。大谷翔平選手のプレーを何度も見たからといって,彼と同じプレーができるはずはありません。授業技量向上もそれと同じです。授業公開という修羅場に立たなければ,それを高めることはできません。
明日は,私も授業公開を行います。どんな子どもたちとの出会いがあるのか楽しみです!