昨日は淡路島の4年生の子どもたちに,「倍の見方」の授業公開を行いました。□倍のテープを探す問題場面を設定しました。
1問目は,2倍のテープを探します。子どもたちは,基のテープが「1つ分」「2つ分」と倍概念を意識しながら説明を行うことができました。
2問目は,3倍のテープを探します。この問題には,正解が2つあります。これがこの問題の仕掛けです。2種類の3倍を,ここでも子どもたちは基準のテープの「1つ分」「2つ分」「3つ分」と説明することで,見つけていくことができました。
すると今度は子どもたちが,3倍になっていないテープが何倍になるのかを主体的に考え始めました。問題場面を子どもたちが自由に設定したのです。このように子ども自身が問題場面を創造していけるクラスは素晴らしいですね。
最後は,U先生が赤ちゃんの時と今の身長が何倍になっているのかを考えました。この見方を使えば,自分の身長の変化も探ることができるからです。日常生活へも算数の学びを拡張していくことも,算数の大切な役目です。
素直でかわいい淡路島の子どもたちと愉しく過ごした2日間でした。