2025年7月31日木曜日

四日市の先生方と算数講座

昨日は、三重県四日市の算数講座に参加しました。100名の先生方が参加されて下さいました。
演習やビデオ上映などを混ぜながら、2時間30分のロング講座を終えました❗️
帰りは名古屋経由で帰宅しました。名古屋駅で、NHKドキュメント72時間で特集されていたきしめん屋さんに立ち寄りました❗️美味しくいただきました‼️

2025年7月28日月曜日

淡路島の1年生と授業をしました!

 淡路島の1年生と授業をしました。「ひきざん」の計算カードを使った授業です。

計算カードの並べ方の不自然さに途中で子どもたちが気づいてすべて並べ直したり,計算カードの並びからきまりを見つけたりと,子どもたちがぐんぐん動き出した愉しい1時間となりました。最後は超すばらCマークで子どもたちもニッコリのフィナーレとなりました。

子どもの反応は,日本中かわいくて素直ですねえ!



淡路島の子どもたちとの愉しい授業!

 昨日は淡路島の子どもたちと公開授業を行いました。3~6年生のバラバラの小学校から集まった子どもたちです。

最初はぎこちない雰囲気でしたが,しばらくすると一気に問題場面に引き込まれていきました。最後は,教材の秘密に気付く声も生まれてきました。素直で素敵な子どもたちでした。その後は,参会の先生方の2時間の講座を堪能してもらいました。

熱く深い学びの淡路島での1日でした!




2025年7月27日日曜日

今日と明日は淡路島授業公開デー!

 今日はこれから淡路島を訪問します。恒例の夏の行事になりつつありますねえ。

今日は淡路楽しmath主催の算数講座で公開授業を行います。3年生~6年生の4学年が揃った子どもたちに授業を行います。新潟で教員をしていた時代に複式学級を担任していましたので,2学年授業は経験していますが,4学年はびっくりです。しかし,彼らが興味を持つ教材をぶつけていきます。さて,どんな反応が生まれるのか楽しみです。参加する子どもたちは,参会の先生方のお子さんです。公開授業でありながら参観日にもなっている⁉

明日は洲本市の公立校で授業を行います。夏休みの登校日を兼ねた授業です。対象は1年生です。計算領域の授業を行います。夏休みがスタートして,計算を忘れているということはないよねえ・・・。


2025年7月26日土曜日

三重県・京都府の学校を訪問

 多くの学校は,夏休みに入りましたね。今週,私は三重県と京都府の小学校を訪問しました。いずれの学校の先生方も,熱心に研修に参加されていました。外気の暑さに負けない熱い研修姿勢でした。

今日の夜は授業テラスの公開授業です。今回は6年「点対称」を公開します。

明日から2日間は淡路島で2日連続の授業公開です。

その後も,大阪府3カ所,三重県四日市,島根県出雲市を来週は訪問します。8月以降も,ずーっと研修での旅が続きます!


2025年7月22日火曜日

7月26日は授業ビデオ公開講座

 


【日時】 2025 年7月26日(土)19:30〜21:00

 【プログラム】

 19:20 受付 

 19:30 オープニング

 19:35 授業視聴と授業解説 • 尾﨑先生の授業ビデオを視聴 • 視聴しながら尾﨑先生による授業解説 • 質疑応答 

 20:55 クロージング 

 21:00 閉会

解散 授業テラス 申し込み先 本セミナーは対話を重視するため、お顔出しできない方はご参加いただきません。 お顔出しできる方のみ、ご参加いただけます。 

 【定員】 100 名(先着順) ※他サイトとの合計人数が定員に達したら募集を締め切ります

https://peatix.com/event/4489534/view



2025年7月20日日曜日

淡路島で公開授業開催!

 多くの学校は夏休みに入りましたね。さて,来週7月27日(日)に淡路島で公開授業を開催します。観光を兼ねてご参加いかがですか?

日時:7月27日(日)13時30分~16時30分

会場:兵庫県洲本市洲本市民交流センター

お申し込みは,以下のアドレスからどうぞ!

daisukeuematu78@yahoo.co.jp



2025年7月16日水曜日

分数のわり算第4の解法

自主学習にT子が分数÷分数の新たな解法をまとめてきました。その解法を投げかけます
「A÷B=A/Bをヒントに新しい計算方法を考えました。例えば,1/2÷1/4ならこのあとどうしたと思いますか?」

子どもたちは,A÷Bから「1/2/1/4だ」と考えます。しかし,これは「分分数」です。従って,このままでは答えとは言えません。

そこで,「この後どうしたらいいかな?」と続きを考えさせます。
「倍分したらいいよ」
「分子を2倍ずつすると,2/4/1/2になる」
「分子だけ見たらいいよ」
「だって,分母は両方4で同じだから」
「だから2/1で2になる」

分数÷分数の学習の1時間目に子どもたちが活用した倍分を使う考え方が,ここでも発揮されてきました。倍分を使えば,答えが出せます。
しかし,T子の考えは少し違いました。そこで,「T子は実は違う考えだったんだけど,予想できますか?」と尋ねます。

「小数にするの?」
「0.5/0.25になる」
「100倍して50/25だから2になる」

小数に置き換えるのがT子の考えでした。しかし,この方法に声があがります。

「でも,うまくいかないときがある」
「例えば,1/2÷1/3だと,分母が0.333・・・でわりきれない」
「やはり,倍分がいいね」

その後は,今回見えてきた第4の方法と子どもたちが分かりやすいと考えた逆数方式の2つの立場に分かれて,計算対決を行いました。結果は,逆数が計算時間もわかりやすさ満足度も圧倒的に高くなりました。

しかし,既習のA÷Bから新たな計算方法を考えられるアイディアは素晴らしいですね。また,今回から新たな考え方モンスター「タトエイ」(例示の考え方)が登場しました!


 

2025年7月11日金曜日

1〜10を作る

次の問題を提示します。
「1/2,1/3,1/6の3つの分数と,+−×÷( )を使って,答えが1になる式を作ろう」
分数は1回ずつしか使えません。演算記号は自由です。

このルールで1を作ります。計算に取り組んだ結果,6通りできました。

次に,答えが2〜10は作れるのかに挑戦します。結果は,6,7,8,10以外はできました。すると,「ルールを変えたらできる」と声があがります。
すると,さらに声があがります。
「答えが2と3を合わせると5ができる。同じように5と5を合わせると10ができる」

分配・結合法則を使うことで,できなかった答えの式を見つけることができるアイディアが生まれてきました。このアイディアで,残りの答えも全て見つけることができました。


 

2025年7月10日木曜日

 文章問題を提示し,どんな式になるか考えさせました。

5問目に次の問題を提示しました。

「7.1/2mのロープを1.1/4mずつ切ると,何本できますか」

問題文を見た子どもから,「4ますは無理かも」と声があがります。その原因を指摘する声もあがってきます。

「数字が2つしかないよ」

「1がないから,4ますできない」

「1を作ればいいんだ」

「どっちが1?」

「1.1/4mずつ切るんだから,これが基だから1だよ」

これで3つ目の数字が見えてきました。これなら4ます関係表ができます。関係を示す矢印は縦方向に入ります。それまでの横方向とは異なります。

この縦方向の矢印を見た子どもから声があがります。

「包含除は縦なんじゃない?」

鋭い指摘です。わり算には包含除と等分除があることは以前の学習で学びました。その学習と4ますの矢印に関係性を見出したのです。

1週間ほど前の学習でも包含除を学習しました。その場面を4ますに整理すると,この問題も縦方向に矢印が入りました。すごい発見です。

すると今度は,「だったら等分除は横方向だね」と,新たな視点の指摘も生まれきました。びっくりするほど追求力の高い子どもたちです。