次の問題を提示します。
「1/2,1/3,1/6の3つの分数と,+−×÷( )を使って,答えが1になる式を作ろう」
分数は1回ずつしか使えません。演算記号は自由です。
このルールで1を作ります。計算に取り組んだ結果,6通りできました。
次に,答えが2〜10は作れるのかに挑戦します。結果は,6,7,8,10以外はできました。すると,「ルールを変えたらできる」と声があがります。
すると,さらに声があがります。
「答えが2と3を合わせると5ができる。同じように5と5を合わせると10ができる」
分配・結合法則を使うことで,できなかった答えの式を見つけることができるアイディアが生まれてきました。このアイディアで,残りの答えも全て見つけることができました。