25分ほどの算数です。「次の計算をしよう」と投げかけます。
「3÷0.25」
そのまま計算すれば12と答えが求められますが,0.25を分数の1/4に置き換えて計算する子どももいます。
「その方が簡単」
「わり切れないかもしれないから」
このように分数に置き換えた理由を説明します。なるほど!という理由です。
その後も,「4÷0.25」「5÷0.25」と計算を進めていきます。すると「きまりがある」と声があがります。
「4ずつ答えが増えている」
「÷1/4って×4になるから,4を倍しているから4ずつ増えるんだよ」
答えの増え方のきまりや,そのきまりになる理由を分析する声がうまれてきました。
その後は,別の数字に置き換えて子どもたちが見つけたきまりが活用できるのかを実験していきました。