2021年8月11日水曜日

志を同じくする仲間を見つけよう!

 「どうやったら尾﨑先生のような教材開発力を身に付けることができるのですか?」

「どんな勉強をしているのですか?」

こんな質問を研修会で受けることがあります。一言で答えることができないレベルの質問ですが,その中の一つが「志を同じくする仲間を見つける」ことです。

先日,私が新潟で教員を務めていたころから勉強会をしている仲間とZoomを使った勉強会を実施しました。この会のメンバーは,算数人だけではありません。国語・英語,ICT,道徳・家庭教育と専門分野は様々です。算数人とは異なる専門分野をもつ仲間からの指摘は,算数人のそれとは視点が異なります。「なるほど」「そんな見方もあるのか」と思うことが何度もあります。だからこそ,彼らと一緒に学び続けることに意味があると思っています。

また,算数人ではない先生からの提案にも,新たな学びがあります。「そんな実践をしているんだ。すごいなあ」「算数でもこの視点は活かせるぞ」などと感じることも多々あります。

先日の研修会では,提案の中で紹介された山口周さんのある本に,大変に興味が引かれました。早速,今日は本屋で探して立ち読み?してみます。

同じ専門分野の仲間と勉強を行うことも大切です。しかし,敢えて専門分野は異なるものの,「子どものためによい授業をしたい」「子どもの学力を伸ばすためのマネジメントを探りたい」という志が同じ仲間と学び合う機会を設定することも大切だと考えています。

オンラインを誰でも使える現在であれば,遠く離れた先生同士でもつながり合うことはできます。是非,同志の仲間を見つけて学び続けてみてはいかがでしょうか。