2022年11月29日火曜日

板書から変えてみよう!

 先日、ある市の学校を訪問しました。17クラスの授業を参観しました。多くの教室で共通した課題は、板書の情報量です。問題文と式と答えだけで終わってしまう板書では、算数が苦手な子どもにとっては理解の助けとはなりません。

板書の基本姿勢は、その時間に保健室で休んでいた子どもが教室に帰ってきたときに、板書を見ただけで「こんな話し合いが行われたんだ」「こんな声があがったんだ」などと、45分間の授業展開がイメージできる板書であることが基本だと考えています。

板書はその気になれば、すぐにでも改善できます。是非、チャレンジされてみて下さい。

私が執筆している板書シリーズを参考にしていただけたらありがたいと考えています。