2022年10月26日水曜日

校舎の高さは何m?

 子どもたちに「校舎の高さは何mあるでしょうか」と投げかけます。

子どもたちが真っ先に動き出したのは、教室の床から天井までの高さを測定することでした。この高さを調べ、それを校舎が13階建てなので13倍しようと考えたのです。

椅子の上に乗ったり、頭の上に1m定規を載せたりしながら天井までの高さを調べていました。子どもたちの調査の結果、教室の高さは2.6〜2.7mであることが分かりました。しかし、階と階の間には隙間があります。この隙間を子どもたちは0.5m程度なのではないかと考えました。その結果、子どもたちの校舎の高さの予測値は、40〜46m程度となりました。

さて、実際の高さは何mなのでしょうか。今度はその測定方法を考えました。比を使った方法がいくつか発表されました。校舎と立っている人の高さと間の長さの比、校舎と立っている人の高さの割合、校舎と棒の陰の長さの比などを使った測定方法のアイディアが生まれてきました。どの方法でも、校舎の高さを求めることはできそうです。次回は、グラウンドで測定作業に取り組みます。果たして、子どもたちの予測値は正しいのでしょうか?