2024年4月17日水曜日

一番大きな箱を作る

子どもたちに「周りの辺の長さの合計が同じ四角い立体があります。立体の中身の大きさは同じかな?」と尋ねます。
ここで面積の学習を想起する声があがります。
「面積はそうじゃなかったよ」
「でも,それは面積でしょ。今日のは面積じゃないよ」
「面積も箱も(考え方は)同じだよ」
「粘土で四角い形作っても,丸い形作っても,粘土は変わらないよ。だから箱も同じだよ」
「でも,辺の長さは違うよ・・・」

同じ派,違う派,両者の意見が乱れ飛びます。子どもの考えにズレが生まれます。そこで,自分が中身が大きいと考える箱の見取り図をノートに描かせます。曖昧なイメージを明確にするためです。
子どもたちが作図した見取り図は,実に様々でした。立方体もあれば様々は形の直方体もありました。その後,辺の長さの合計が72㎝と決め,展開図作りを進めました。最後は,蓋なしの立体を組み立てました。果たして,箱の中身は同じなのでしょうか・・・。
結果は次回の算数で追求します。