2025年6月2日月曜日

三角関係?

「□チームあります。どのチームとも1回ずつドッチボールの試合をすると,全部で何試合しますか」
子どもたちに投げかけます。
「1チームなら0試合」
「2チームなら1試合」
ここまではすぐに試合数が見えてきます。すると,次の声があがります。
「1チームなら1−1で0。2チームなら2−1で1」
「でもまだ3回試していないから,−1は違うかも?」
「だったら,2チームは2÷2かな」
「それだと3チームなら3÷2で1.5試合?」

いろいろな声が生まれてきました。そこで,3チームの場合を実験します。樹形図,三角関係図で子どもたちは,試合数が3試合であることを見出していきました。

3チームだと3試合という結果が見えると,再び子どもが動き出します。
「+2,+3になるから次は6試合?」
「1チームから2チームは+1,2チームから3チームは+2だから,3チームから4チームは+3で6試合」
「5チームなら+4で10試合」

その後,四角関係図で確認します。結果は,子どもの予想通りの結果になりました。これが見えると,5チームは10試合と予想ができます。

そこで,この予想の真偽を五角関係図で確かめます。結果は,予想通りの10試合となりました。

組み合わせを調べる学習を通して,試合数の変化のきまりを見つけていくことができました。