フジテレビで「サバ缶,宇宙へ行く」というドラマが放映中です。旧・小浜水産高校が宇宙食となるサバ缶を開発するストーリーです。ドラマでは若狭水産高校として描かれています。
先日の放送回の中で,教師の気づき力がていねいに描かれた場面がありました。東京育ちの女生徒が周りの生徒たちから疎まれた存在となっていました。彼女自身も地方での暮らしに嫌悪感を抱ていました。サバ缶開発にも乗り気ではありませんでした。
そんな彼女を変えたのが教師の気づき力でした。HACCPの認証を獲得するために生徒全員でサバ缶製造室の改造に取り組みます。その時の彼女の何気ないHACCP獲得のためのいくつかの動きを見ていたのが担当教師でした。その気づきを彼女だけでなく,周りの生徒にも教師は伝えます。この教師の気づき力が,彼女を,そして周りの生徒たちの彼女への見方も変えていきました。ていねいなドラマ作りに感心してしまいました。
これはドラマの中でのストーリーですが,同様のことは現実の教室でも起こります。授業場面だけでなく,学校生活での何気ない子どもの気配りある動きを教師がいかにキャッチできるかで,授業がクラスが変わっていきます。
先日は私が担当する5年生の算数授業を別教室で行いました。授業が終わった時,一人の女の子が机上の消しゴムカスを手で集めてゴミ箱に捨てる姿が目に入りました。「えらいねえ」と褒めると,ニコッとして教室へと戻っていきました。
新学期が始まって2週間が過ぎました。教師の気づき力をアップして,授業をクラスを変えていきましょう!