2026年7月26日日曜日

GAKUTOセミナー新潟申し込み開始

 GAKUTOセミナー新潟の申し込みが始まりました。以下からお申し込みください。

「算数教科書を活用した授業づくり」をテーマに、明日から使えるアイデア満載のセミナーですので、ぜひご参加ください。

<日時>
2026年10月17日(土) 12時55分~17時05分

<会場>
朱鷺メッセ 新潟コンベンションセンター 中会議室
新潟市中央区万代島6番1号
※新潟駅から徒歩約20分
https://www.tokimesse.com/visitor/access/index.html

田中 博史 先生(「授業・人」塾 代表、学校法人国立学園理事)
尾﨑 正彦 先生(国立学園小学校教頭)
青山 尚司 先生(筑波大学附属小学校教諭)
志田 倫明 先生(新潟市立上所小学校教諭)
樋口 万太郎 先生(中部大学准教授)

<プログラム>
12時30分~      受付開始
12時55分~      オープニング
13時00分~14時10分  【講演】 尾﨑 正彦 先生
14時10分~14時20分    休憩
14時20分~15時20分 【特別企画】 青山 尚司 先生、志田 倫明 先生、樋口 万太郎 先生 
15時20分~15時30分    休憩
15時30分~17時00分 【講演】 田中 博史 先生
17時00分~17時05分   クロージング
※内容、スケジュール等は変更する場合がございますので、予めご了承ください。

<参加費>
3,500円

<募集人数>
100名程度

<対象者>
本セミナーは、教員及び教員を目指す学生の方のみご参加できます。
以下、必ずご確認のうえ、チケットをお申し込みください。

・当日は12時30分から受付開始、12時55分よりセミナーを開始します。
・Peatix経由のメールをお送りする場合がございますので、「@peatix.com」からのメールを受信できるように設定をお願いいたします。

<チケットの購入について>
・7月24日(金)17時より受付を開始します。
・チケットはPeatixからの購入で先着順となります。(Peatixの登録が必要になります)

https://gakuto-sansu-seminar2026niigata.peatix.com/




2026年7月16日木曜日

面積は同じ?

アイテムに掲載されている教材を使って,授業を行いました。

「幅と高さが同じ4段と5段の階段があります。面積は同じですか」

幅も高さも同じです。当初は,多くの子どもが面積が同じと考えていました。しばらくすると,「面積は違うよ」という声が生まれてきます。しかし,多くの子どもにはその意味が読解できません。そこで,違うと考える理由を共有していきます。

「同じ形を反対向きにつなげます。横が1個分飛び出します。その長さは,4段の方が正方形の一辺の長さが長いから,面積が大きくなる」

倍積変形して長方形にして考えたのです。高さは変わりません。しかし,横の長さは,構成されている正方形の一辺の長さが異なるので,面積も同じにはなりません。

一方,分数を使う考えが生まれてきました。

「もし,横と高さが同じ2段と3段の階段だとします。正方形の中に階段があるとします。この面積が1なら,2段の面積は 3/4。3段の面積は6/9。通分すると9/12と8/12で,2段の面積が大きい」

「おー,分かりやすい」

「4段と5段も同じだ」

「4段は10/16,5段は15/25。通分すると,25/40と24/40で4段が大きい」

全体を1とした正方形の中の階段の面積を分数表記することで,両者を比べることができました。

同じ教材で3クラスの授業を行いましたが,反応は違いました。長方形に変形して小数値で求めようとするクラス,階段を構成する1マスの正方形の面積から比べるクラスと視点は様々でした。


2026年7月14日火曜日

もし引けないなら・・・

 「次の計算をしよう」

このように投げかけ,帯分数の引き算問題を出題します。「2.3/4-1.2/3」の計算に取り組みます。多くの子どもは,帯分数のままで計算しました。一方,仮分数に直して計算する子どももいました。多くの子どもが,「帯分数の計算が楽しい」「仮分数は式が4個で,帯分数は式が2個だから,帯分数の方が式が少ないから簡単」と声があがります。帯分数のよさを主張する声が続きます。ところが,「でも」と声があがります。

「もし,1.1/4-3/4の式なったら,分子が引けない。引けないと困るから,仮分数にした」

「分子が引けるなら,帯分数のままで計算する」

「分子が引けないなら,仮分数で計算する」

子どもたちは,問題に応じて計算方法を変えたらいいと考えます。新しい問題場面を作り出すことができる発想がすばらしいですね。

そこで,2問目に取り組みます。「2.1/5-1.3/4」の計算です。この計算は,分子が引けません。そこで,多くの子どもは,仮分数に直して計算します。一方,帯分数で計算を進めた子どももいます。分数部分は,4/20-15/20になります。このままでは引けません。そこで,整数部分の2の中の1を20/20に置き換えて,分子の20を4にたします。24-15に置き換えることで,引くことができます。

様々な発想が次々と生まれてきた1時間でした。



2026年7月11日土曜日

合計が多い方が勝ち

 「合計が多い方が勝ちゲームをしよう」

このように投げかけます。クラスを2つに分けます。黒板には7枚のカードを裏向きで貼ります。表には分数が書かれています。この中から2枚を選んで,そこに書かれた数を合計します。

1回戦は,8/5+2/5=2と7/25+12/5=2.17/25でした。僅差の勝利でした。

2回戦は,9/20+3/2=1.19/20と2.3/4+9/20=3.1/5でした。後半の計算は,通分してたし算すると,3.4/20になります。しかし,4/20はもっと簡単な数で表すことができます。分母・分子を4でわると1/5となります。これを線分図でも確かめます。図からも両者が同じ大きさであることが見えてきました。

約分を学ぶことを狙った授業ですが,約分が必要になるカードは偶然性に左右され,この時間は1組しか生まれませんでした。


2026年7月9日木曜日

パターンブロックつかみ

 「指3本を使って,パターンブロックつかみどりをしよう」

六角形のブロックを1オザとします。三角形は1/6オザ,ひし形は1/3オザとなります。

この大きさを確認した上で,つかみ取りをします。

1回戦は三角形のみ取り出されました。これを式化して,合計を求めます。

2回戦はひし形のみ取り出されました。

3回戦は三角形とひし形が同時に取り出されます。式化で問題になったのが,分母が異なることです。分母が3と6です。このままではたすことができません。

子どもたちはひし形の1/3オザが三角2つ分で構成されていることから,1/3オザ=2/6オザになることを,ブロックの図から見える化していきました。


2026年7月7日火曜日

分数比べ

 3種類のリボンが何倍の関係になっているのかを考える問題と,分数の大小関係を考える問題に取り組みました。

後半の問題では,分母を最小公倍数を使って分母を揃えるアイディアが生まれます。しかし,1を超える分数では,円の図を描くと大小比較ができると,半具体物を使うアイディアが生まれます。さらにそれは,2を超える分数でも「同じ円を使えば比べられる」という声につながります。

ところが,図の比較が終わると,「でも,さっきのやつを使えばいいよ」と真分数の大小比較の板書を指さす姿が見えてきました。最初の通分のアイディアを使えば,図の必要はないという考えです。

子どもは,場面に応じて数字だけで考えたり,図を使って考えたりしていくようです。


2026年7月4日土曜日

新刊『算数授業者に必須の技術 1冊にまとめてみた』発刊!

 明治図書より,『算数授業者に必須の技術 1冊にまとめてみた』が発刊されました。

算数授業の創り方を,以下の5つの構成でまとめています。新任からベテランまでお役に立てる技術を散りばめてみました。是非,お求めください。

お申し込みは以下のアドレスからどうぞ。

https://www.meijitosho.co.jp/detail/4-18-528330-4

序章 授業の技術次第で,子どもの学びは変わる
第1章 「授業デザイン」の技術
第2章 「課題提示」の技術
第3章 「発表場面」の指導技術
第4章 「子どもの見取り」の技術
第5章 「見方・考え方」を培う技術
第6章 「深い学び」「個別最適な学び」の指導技術
第7章 「ノート指導」の技術
第8章 「気づき」の技術
おわりに