2026年11月4日水曜日

GAKUTOセミナー浜松開催のお知らせ

 GAKUTOセミナー浜松大会のお知らせです。今回は小中連携をテーマに,セミナーを進めます。お申込み,詳細は以下からお願いします。申し込み開始は,11月6日(金)17時開始です。

<日時>
2027年2月6日(土) 12時55分~17時30分

<会場>
「浜松市福祉交流センター」大会議室
https://www.h-fukushikoryu.jp/facilities/access/
〒432-8035 静岡県浜松市中央区成子町140番地の8
※JR浜松駅北口から徒歩約10分

<講師>
田中 博史先生 「授業・人」塾代表、学校法人国立学園理事長
池田 敏和先生 横浜国立大学教授、日本数学教育学会会長
尾﨑 正彦先生 国立学園小学校教頭
藤原 大樹先生 鳴門教育大学准教授

<プログラム>
12時30分~       受付開始
12時55分~13時00分  オープニング
13時00分~14時00分 【講演】池田 敏和 先生
14時00分~14時10分  休憩、準備
14時10分~14時50分 【提案】尾﨑 正彦 先生「小学校から見た小中連携」
14時50分~14時55分  休憩、準備
14時55分~15時35分 【提案】藤原 大樹 先生「中学校から見た小中連携」
15時35分~15時45分  休憩、準備
15時45分~16時15分 【シンポジウム】登壇者全員(提案を受けて)
16時15分~16時25分  休憩、準備
16時25分~17時25分 【講演】田中 博史 先生
17時25分~17時30分  クロージング

※内容、スケジュール等は変更する場合がございますので、予めご了承ください。

<参加費>
3,500円

<募集人数>
80名程度


https://gakuto-sansu-seminar2027hamamatsu.peatix.com/



お得はどっち?

 「どちらのシートでツムツムGOをするのがお得ですか?」

このように投げかけ,①の2枚のシートを提示します。何人かの子どもたちが,そこに貼られたシールの枚数を数えています。見えないお得度を,シールの枚数を数値化することで見える化しようとする発想です。よき見方が生まれてきました。

シールは左が6個,右が7個です。右がお得であることが見えてきました。

次に提示したのは,➁の2枚のシートです。多くの子どもたちはシールの枚数を数えています。左は23個,右は25個です。25枚の右がお得そうです。ところが,「ます目の数が違う」と声があがります。この声の意味を読解します。

「ます目の数が違うから,お得度も違う」

「1ます分を考えるんだよ」

「平均を使うんじゃない」

「1ます分のシールの数の平均を求めたらいいよ」

これまで学習してきた平均の見方を活用するアイディアが生まれてきました。さらに,それまで見えなかった面積(ます目)を見える化するアイディアも生まれてきました。

左のシートは,シール23個で11ますです。1ます当たりの平均シール数は,23÷11で約2.09枚です。右のシートは,25個で13ますです。平均シール数は,25÷15で約1.92枚です。この結果から,左の方が1ます当たりのシール数が多いので,お得であることが見えてきました。

その後,子どもたちはすべのシートを,1ます当たりのシール数に置き換えてお得度を見える化していきまいした。

「単位量当たりの大きさ」の第1時間目を,平均の学習と統合的に見ていく発想を引き出すことができた1時間でした。





模擬授業公開のお知らせ

 11月21日(土),東京DMM本社にて「磨け授業力」をテーマに,模擬授業公開が開催されます。私は18時から算数授業を公開します。その後,筑波大学附属小の加藤先生の道徳,新潟大学附属小の中野先生の国語の授業公開と続きます。

詳細・申し込みは,以下からお願いします。


https://expo.nijin.co.jp/terasu-feeling-the-master/

2026年10月29日木曜日

平均の平均ではだめなの?

 「ひろとさんのバスケチームで,10人の身長を測りました。

男子 151.6㎝,152.7㎝,153.8㎝,147.2㎝,148.3㎝,149.4㎝

女子 151.4㎝,154.7㎝,150.3㎝,153.6㎝

男子6人の平均は150.5㎝,女子の平均は152.5㎝です。このグループ全体の10人の身長の平均を求めよう」

長文の問題です。子どもから聞こえてきたのは,「平均の平均」という言葉でした。この言葉の意味を読解します。

「男子の平均は150.5㎝,女子の平均が152.5㎝」

「この2つをたして2で割る」

この方法なら,簡単に計算ができます。しかし,「なんとなく変」「それはおかしい」という声があがります。しかし,その理由を明確に表現することは難しいようです。

そこで聞こえて来たのが,「人口が違う」という声でした。この声を膨らませていきます。

「人数が同じなら,たして2で割ればいい」

「例えば,男子2人女子2人なら,平均の平均でいい」

「でも,男子の人数の方が2人多いから,それはできない」

「男子が2人多いから,最後の平均は男子の150.5㎝に近い数値になるよ」

「男子の合計は,男子の平均が分かっているから,それを6倍したらわかる。女子も平均が分かっているから,それを4倍したら合計が分かる」

「それぞれをたして,10人で割れば本当の平均が出る」

「計算すると,151.3㎝。本当に男子の平均に近い数字になった」

データを構成する数が異なる場合の平均の求め方を考えた1時間でした。「平均の平均」の発想は子どもらしい考えですが,うまくいくのは特殊な事例の場合です。それを学んだ時間でいた。

素材は「板書シリーズ5年」東洋館出版社を使っています。


2026年10月19日月曜日

算数授業がうまい先生にはどんな「技術」がある?

 11月3日(祝日),以下の講座をオンラインで開催します。小さな算数技術から発表技術の育て方まで,一生に学んでいきましょう。


申し込みは以下からお願いします。

https://peatix.com/event/5234538

2026年10月16日金曜日

何個必要かな?

 「正五角形を輪になるように一周つなげます。正五角形は何個必要ですか」

アイテムの掲載されている教材を提示しました。ただし,図は提示しません。子どもの頭に,どのような映像が浮かぶのかを見たかったからです。

「どういうこと?」「円?」などの声があがります。頭のイメージをノートに描いてもらいます。辺が離れている図とくっついている図の2パターンがありました。今回は辺をくっつけるタイプであることを確認します。

しかし,イメージができても,その後の解決策が見つからない子どもがたくさんいました。「正五角形を描けば分かる」との声があがります。作図をすれば,個数は求められます。しかし,「めんどうだよ」「もっと簡単にできる方法あるよ」「計算したら」と声が続きます。

少しずつ,解決策が見えてきました。子どもたちが最も「分かりやすい」と考えたのが,正五角形の2辺を延長して二等辺三角形を作り出す方法でした。底辺部分にできる角度は,正五角形の内角は1つ108°なので,180-108で72°だと分かります。この情報が見えると,一気に理解が広がります。

三角形の内角の和は180°。そこから底辺部分の2つの角度72°を引くと,残りが36°となります。正五角形の輪が完成すると,そこに付随する二等辺三角形も同じ数で輪が完成します。つまり360°の角度がそこに見えます。従って,360÷36は10なので,正五角形は10個できることが分かります。

補助線を付け加えることで,一気に解決策が見えた時間でした。


2026年10月13日火曜日

出雲の出会いを楽しみに!

 昨日は出雲市で出雲駅伝が開催されました。

今日は出雲市内の小学校を訪問します。数年前から継続的に入っている学校です。

全クラスの授業公開があります。さらに私も,出雲の子どもたちと授業を行います。どんな出会いが待っているでしょうか。