○3個,□2個,△1個が書かれたサイコロを2つ用意します。そして,次のように尋ねます。
「サイコロ2個を同時にふります。どの組み合わせが一番多く出ますか?」
子どもからは「○○に決まっている」と声があがります。なぜなら,「○が一番多いから」です。子どもたちは自信満々です。
そこで,実際にサイコロを振って実験します。1人20回振ります。その後,各組み合わせの数を計算します。
子どもたちが一番多くなると予想した「○○」は148回でした。一方,「○□」は175回です。子どもからは,「なんで?」と大きな?マークが浮かんできます。
しばらくすると,「○□は○□と□○がある」と声があがります。この声で,「あー」という反応と,「どういうこと?」という反応の2つが生まれてきました。この声の意味を時間をかけて読解していきます。
「サイコロに①と②と記号をつけます。①が□で②が○と①が○で②が□は別々になる。でも,カウントは○□に入る」
「○○は①が○,②が○の1つしかないから少ない」
「○と□をつなぐと,○○は3パターン。○と□は6パターンの繋ぎ方がある」
「□○と○□は別々に出るから2倍。でも合計は同じ□○に入る」
少しずつ,この不思議な仕掛けが解明されていきました。最後は,ペア説明とノート記述でこの論理を再現・定着しました。
大人も騙される仕掛けのある授業でした!