「50に近い方が勝ちゲームをしよう」
このように投げかけます。十の位~1/100の位の空欄に,封筒から数字カードを順に取り出し,50に近い数字になるように入れていきます。
数字カードが引かれる度に,教室は賑やかになりました。例えば,最初に「9」を引いたチームは,一の位にそれを置きました。そこで,「一の位に9を置いた気持ちは分かるかな」と問いかけます。
「十の位に4が来てほしいから」
「4が来ると49になって,50に近くなるから」
50に近い数字を作るための背後にある論理をあぶり出していきました。
残った数字カードの種類も考えながら,子どもたちはどの位に数字カードを置いたらいいのかを推測していきました。
49.□□□になったチームが,次に引いたのは「6」でした。この「6」を1/1000の位に置きました。「49.876なら勝てる」と,残りの数字カードをもとに考えたのです。
ところが,ゲームを進めるとこのチームは「49.176」となり相手に負けてしまいました。
「49.876にしたら勝てたのに」
カードを置く位置を変えることで,勝利を掴むことができたという声があがります。次のカードを予測しながら展開するゲームの面白さですね。