2025年7月2日水曜日

1より小さいと小さい

「式を完成させて,答えが大きい方が勝ちゲームをしよう」
このように投げかけます。3/4以降の演算と数字をカードから引いて,式を完成させます。

最初のチームが,3/4×7/8になるカードを引きました。するとこの式を見た子どもから,
「1より小さいと小さい」
と声があがります。この声の意味を読解します。
「1より小さい数をかけると,答えは小さくなる」

演算とそれに対応する数字が1よりも大きいか小さいかによって,答えの大きさが変わるという説明です。この場面での読解が,その後の「÷」の演算が生まれた時にも生きてきました。

合計12回のゲームを通して,分数のわり算のわられる数とわる数とその商の大きさの関係を見いだした1時間でした。