
「りんご1/4個に色を塗りましょう」
右のようなリンゴを上から見た図を提示します。子どもたちは,このリンゴを4分割した後,その中の1つ分に色を塗っていきます。これは,簡単にできました。
続いて,次のように投げかけます。

提示したのは,右図です。リンゴが8個ある図です。
子どもたちは,どのように色を塗るでしょうか。2つの考え方に分かれました。
1つ目は,1つのリンゴを半分にして,その1つ分に色を塗ります。この考え方をクラス全体で共有します。
一方,別の塗り方もありました。そこで,「答えは2つあるんだね」と投げかけます。こここが,分割分数と量分数のせめぎ合いの場面です。
「1個のりんごの半分塗れば,それは1/2だけど,1/2個というんだよ」
「問題は1/2のりんごでしょ。りんごは全部で8個あるんだから,その1/2だから4個分塗るんだよ」
「もとが1個じゃなくて,もとは8個のリンゴだから4個のりんごに色を塗るんだよ」
「さっきは,もとが1個だから答えも1/4個。でも,今の問題はもとはりんご1個じゃないから,4個のりんごを塗るんだよ」

