ようやく今年度初めての出会いの算数授業を行いました。
「次の計算をやってみよう」
このように投げかけ,①21×24 ②12×42と順に問題を提示します。
②の計算を終えた子どもから「答えが同じ」という呟きが聞こえてきます。さらに,計算の式の一の位と十の位が入れ替わっている気づきも生まれてきます。きまりに気づいた声です。一方,「数字は無限にあるからたまたまかもよ」という声も聞こえてきます。すぐにきまりに満足しない態度も大切ですね。
そこで,他の問題で実験です。3・4問目,5・6問目の計算も答えが同じになりました。するとここで,「あっ!」という声があがります。なにかに気づいた声です。
「①の(一の位)は縦に計算すると1×4で4。②も縦に計算すると2×2で4」
これで新しいきまりに共感する声が続きます。
「十の位も縦に計算すると,2×2で4と1×4で4」
「だったら③と④もそうなっている」
「一の位は3×4で12と2×6で12。十の位も2×6で12と3×4で12」
答えが同じになる式に隠れた秘密を見つけることができました。この日は20分授業だったので,ここで時間切れでしたが,授業後「⑤と⑥も同じになっているよ」と,さらに場面を拡張して考える子どもの姿も見られました。子どもの発想は豊かで柔軟ですね。
この教材は,学校図書3年生の教科書にも掲載されている内容です。
今年は5年生3クラスの算数を教えています。勤務校(国立学園小学校)も立場(教頭)も変わりましが,算数授業は引き続き担当しています。