7月31日,熊本の玉名町小の子どもたちに平行の導入場面の授業を行いました。4年生の子どもたち,とても素直でかわいい子どもたちでした。
友だちの考え方に対して,「あー」「そーかあ」など素直に驚いたり納得したりする反応が次々と生まれました。子どもたちが,時間の経過とともに学習内容を着実に自分のものにしていくことが,手に取るようにわかりました。
子どもが育つ,学力が伸びるクラスの根底には,子どもの素直さが絶対に必要だなと実感しました。この子どもたちなら,明日も授業したいなと感じるすばらしい子どもたちでした。
きっと担任の先生が,子どもたちの思いに寄り添った授業展開をしたり,子どもの考えに驚いたり価値づけたりすることを続けられてきたのではないでしょうか。素直さは,これらの取り組みの継続の上に成長します。子どもは,自分の思いを肯定的に受け止めてくれる大人の前では素直になれるからです。
質の高い授業を展開するためには,教材研究なども大切です。一方で,子どもの素直さを伸ばす肯定的な接し方も大切なのです。今回の玉名の子どもたちとの出会いで,この大切さを改めて実感した1日となりました。玉名の子どもたち,素敵な出会いをありがとう!