今週は新潟の学校の5年生に公開授業を行いました。元気で素直な子どもたちでした。さて,全国各地を訪問していると「〇〇スタンダード」(〇〇は地域名)が急速に浸透しています。1時間の授業の流れを形式でまとめたものです。
形式でまとめると,先生は安心するのでしょうか。あるいは,授業を形式でまとめることで主体的・対話的で深い学びが具現できるのでしょうか。算数授業は形式でまとめられるほど簡単ではないと思います。そんなに簡単なら研究授業は必要ないのではないでしょうか。
このような授業の形式化に対して,その是非を含めて考え合う講座を10月27日(日)に開催します。講師は,私の師匠・田中博史先生,私の同志・小松信哉先生です。3人で刺激的な会を開催します。詳細は,以下をご覧ください。
講演会「スタンダードに沿う授業づくりは、本当に子どもの思考力を育てられるか」
~対話で子どもの状態をよみとり展開を変えていく勇気を持つ教師を増やすために~
学校図書×授業・人塾
◇講師:
田中博史 先生 前筑波大学附属小学校副校長/授業・人塾主宰
小松信哉 先生 元国立教育政策研究所教育課程研究センター 学力調査官・教育課程調査官/福島大学准教授
尾崎正彦 先生 関西大学初等部教諭
◇日時:
2019年10月27日(日)
◇スケジュール:
10:00~ 受付開始
11:00~12:00 尾崎先生講演「深い学びに必要な条件」
13:00~14:00 小松先生講演「新学習指導要領と全国学力調査からみる授業改善のポイント」
14:15~15:15 田中先生講演「その算数授業は『人』を育てることにつながっているか」
15:30~16:30 緊急提言シンポジウム「スタンダードに沿う授業づくりは、本当に子どもの思考力を育てられるか」
~対話で子どもの状態をよみとり展開を変えていく勇気を持つ教師を増やすために~
◇場所:
図書印刷ホール 〒114-0001 東京都北区東十条3-10-36
◇会費:
4,000円(当日会場でお支払いください)
◇募集人数:
100名
申し込みは以下のアドレスからお願いします。
https://gakuto.co.jp/lecture-2/