2025年10月30日木曜日

オンラインで授業をしました!

 昨日から本校は欠席者急増のために全校閉鎖になっています。今日は,オンラインで授業を行いました。オンラインは子どもたちの表情や思いの把握がかなり難しくなります。

このような環境下でしたが,数字カードを使って計算遊びで,子どもたちはたくさんのきまりを見つけていくことができました!



2025年10月27日月曜日

東京の公立学校を訪問

 今日は東京都葛飾区の公立学校を訪問しました。今年度2回目の訪問です。1年生と3年生の授業公開でした。どの教室からも,素直で価値ある呟きがたくさん聞こえてきました。

教材に出合ったときの子どもの反応は,日本中同じですね。あとは,その反応をどう授業のストーリーとして生かしていくかですね。

葛飾の先生方は,協議会でもズレやストーリーの視点で授業について語り合っていました。レベルの高い協議会でした!

2025年10月22日水曜日

京都の小学校を訪問

 昨日は京都の小学校を訪問ました。3クラスの授業を参観しました。どのクラスからも,素直で価値ある子どもの呟きが聞こえてきました。課題提示や教材の質の高さが,これらの呟きを引き出した要因です。

2回目の訪問でしたが,前回の訪問で学んだことを,着実に実行されている研修体制の質の高さが,子どもの素直な反応につながっているのですね。

2025年10月7日火曜日

ジャンケンが強いのは?

 「1組・2組でじゃんけんの強さを比べよう」

このように投げかけます。隣同士で,ジャンケンを合計20回行います。勝った回数を数えます。その結果を,1組・2組で比べていきます。

20回のジャンケンが終わった後, 何回勝ったのかを聞いていきます。それを表に整理します。結果を見た子どもから,声があがります。

「線対称になっている」

「例えば,片方が8勝なら相手は12勝になるから,8勝と12勝の人数は同じになる」

「だから平均は両クラスとも同じになる」

「だったらドットプロットで比べたらいい」

そこで,ドットプロットに2組のデータを表します。その結果,8勝~12勝にデータが集中していることが見えてきました。

次に1組のデータを提示します。ドットプロットにすると,1組の最頻値が10回の6人であることが一目瞭然となりました。さらにその後,いろいろな声が生まれてきます。

「1組の最頻値が10回で6人もいるから,引き分けが多いということだ」

「2組は相子は少ないね」

「11回以上勝った人数が,2組は13人で1組は12人だから,2組が強いよ」

「でも反対に見たら,9回以下で負けた人数は,2組が13人で1組が12人だから1組が強いんじゃないかな」

なんとか2組を勝たせる視点が生まれてきました。



2025年10月6日月曜日

アンケート項目を決めて!

「データの活用」単元も学習が進んできました。今回は,アンケート項目を自分決めてクラスメイトに取材を行い,その結果を柱状グラフにまとめる学習に取り組みました。

アンケートの条件は,「答えが数字で答えられる」「ある程度の散らばりがある質問」です。

子どもが考えたアンケート項目は,実にバラエティーに富んでいました。


・集中できる勉強時間

・宿題にかかる時間

・鼻の高さ

・睡眠時間

・消しゴムの身長

・家でご飯を食べ終わる時間

・小指の長さ

・1週間で鉄道を利用する時間

・ポテチを食べるのにかかる時間

・何ページ位の本を読むか

・名前の漢字の画数

・1日のゲーム時間

・通学時間

・身長 など・・・

 

 これらを取材後,下のような柱状グラフへとまとめていきました。自分が考えたアンケートなので,どの子どもたちも生き生きと学習していました。




2025年10月4日土曜日

答えが同じ?

 分数を使った計算に取り組みました。式の中の分母の差が分子になると,答えが同じになることを見つけていく授業です。

授業後半は,子どもたちが気づいたきまりを使って自分で式探しをしていきました。分母の差が「8809004」違いの計算にチャレンジした子どももいました。




2025年10月2日木曜日

身近な素材が大切!

 データの活用で取り扱うデータは,子どもの身近なものであることが大切です。子どもにとって,親近感のあるデータだからです。
クラスの半年間の本の貸し出し冊数を,度数分布表から柱状グラフへと表現しました。その中から,次の気づきが生まれます。
「一瞬でどこが多いのかが分かる」
「100を超えると少なくなる」
「一目で0〜20冊未満の人が多いのが分かる」

柱状グラフのよさが子どもから生まれて来ました。クラスのデータが「0〜60冊に集まっている」という悲しい事実も見えてきました。すると,子どもたちは隣のクラスのデータも気になります。隣のクラスより自分のクラスの方がたくさん本を借りているはずだと思っているんですねえ・・・。このような思いを引き出せることが大切ですね。

その後,隣のクラスのデータをまとめていきます。子どもたちは意欲満々で,隣のクラスのデータ発表を聞いていきました。結果は,ダントツに差をつけれられてしまいましたが・・・。