「全く同じ形を見つけたら当たり」
このように子どもたちに投げかけます。もとの図形(青)と同じ図形を,カードを裏返して当てていきます。
最初に裏返されたのは,➁の三角形です。➁をじっと見つめる子どもの中に,定規を目の前に充てている子どもがいました。そこで,その姿の意味を読解していきます。
「辺の長さを測っている」
「辺の長さが同じなら,同じ大きさ」
辺の長さで全く同じ形を見つけようとする視点が生まれてきました。この読解活動後,別の道具を出す姿が見られました。
そこで,「どんな道具を出したと思う?」と尋ねます。生まれてきたのは,「コンパス」と「分度器」です。コンパスは2辺の長さが等しいか調べるため,分度器は2つの角の大きさを調べるためでした。別の道具を出していた子どもは,分度器を手に持っていたのです。
ここまでに子どもたちは,辺の長さと角の大きさを調べることができれば,全く同じ形が否かが判断できると考えました。
その後,合計5枚の紙を裏返し,図形を表向きにしていきます。図形が見えるたびに,子どもたちは定規や分度器を目の前にあてて,大きさを調べていきました。
最後は,子どもたちに同じ三角形を配布し,分度器や定規で実測を進めていきます。あたりが1枚ではありませんでした。
「合同」の1時間目です。辺の長さ,角度の大きさに着目したくなる展開にチャレンジしてみました。