「どちらのシートでツムツムGOをするのがお得ですか?」
このように投げかけ,①の2枚のシートを提示します。何人かの子どもたちが,そこに貼られたシールの枚数を数えています。見えないお得度を,シールの枚数を数値化することで見える化しようとする発想です。よき見方が生まれてきました。
シールは左が6個,右が7個です。右がお得であることが見えてきました。
次に提示したのは,➁の2枚のシートです。多くの子どもたちはシールの枚数を数えています。左は23個,右は25個です。25枚の右がお得そうです。ところが,「ます目の数が違う」と声があがります。この声の意味を読解します。
「ます目の数が違うから,お得度も違う」
「1ます分を考えるんだよ」
「平均を使うんじゃない」
「1ます分のシールの数の平均を求めたらいいよ」
これまで学習してきた平均の見方を活用するアイディアが生まれてきました。さらに,それまで見えなかった面積(ます目)を見える化するアイディアも生まれてきました。
左のシートは,シール23個で11ますです。1ます当たりの平均シール数は,23÷11で約2.09枚です。右のシートは,25個で13ますです。平均シール数は,25÷15で約1.92枚です。この結果から,左の方が1ます当たりのシール数が多いので,お得であることが見えてきました。
その後,子どもたちはすべのシートを,1ます当たりのシール数に置き換えてお得度を見える化していきまいした。
「単位量当たりの大きさ」の第1時間目を,平均の学習と統合的に見ていく発想を引き出すことができた1時間でした。
