3月に入りました。いよいよ新年度準備が始まりますね。
さて,算数は学級担任であれば,毎日行う授業です。毎日ある教科は国語と算数だけです。この2教科が基幹学力と呼ばれる理由はそこにあります。この2教科をしっかりと教えることができれば,子どもの学力は確実に向上します。反対に,この2教科をいい加減に指導してしまうと,それにつれて他の教科の学力も低下してしまう可能性が高くなります。
算数は毎日指導する教科です。しかし,先生方にとって教える教科は算数だけではありません。国語も,社会も体育も図工も教えます。やることはたくさんあります。算数ばかりに教材研究や授業準備の時間を大きく割くことができないのが現実です。
そんなときに頼りになるのが教科書です。算数教科書は4月に全員に配られます。この教科書を使って授業を進める先生が多いのではないでしょうか。
教科書を授業冒頭から開き,そのまま教科書をなぞるような授業を進めても,子どもが「算数は楽しい」と感じることは難しいのではないでしょうか。教科書をベースにしながら,子どもが「算数は楽しい」と声があげてくなるような授業展開の方法があれば,先生方の授業準備時間も大きく削減できます。
算数教科書活用セミナーでは,教科書を活用しながら,ほんの少しの工夫をすることで子どもが算数好きになり,学力も向上する授業のあり方を提案していきます。
3月は静岡大会です。満席まであと少しとなりました。算数授業に悩まれている先生のご参加をお待ちしています。
詳細・お申し込みは以下をご覧下さい。
算数教科書活用セミナー・第5回(静岡大会)
【テーマ】教科書教材を使った算数授業びらき&4月の算数授業
◆授業びらきは、算数との出会いの時間。「今年の算数は何か違うぞ」と感じさせる大きなチャンス。教師の授業観も伝えます。◆算数科の本質は教科書の中にこそあります。教科書教材を使った授業びらきについて考えましょう。◆「授業びらき」と「4月の算数授業計画」が本大会のテーマ。2本の模擬授業を通した提案です。本研究会代表の尾崎正彦の講演もご期待ください。
【プログラム】
◆12:30 受付開始
◆13:00~13:45
講座『4月の算数授業はこう作る』尾﨑 正彦 (45分)
◆14:00~15:30
教科書を活用した模擬授業(30分×2本)
① 大川 拓郎(上学年の算数授業びらき)
② 中越 進(下学年の算数授業びらき)
※小グループで学びのシェア。
※尾﨑正彦&松村隆年のコメント。
◆15:45~16:30
『4月単元攻略法』~全6学年の教材研究会~
教科書を使った教材研究の方法とコツを、小グループで学びあいましょう!(希望学年にご参加)
◆16:30~17:00
算数授業づくりQ&A
【会場】常葉大学 静岡草薙キャンパス(A210)
【参加費】2000円(教員志望の学生は1000円)
※ 本セミナーは「学校現場の教員」と「教員志望の学生」対象です。それ以外の方は参加できません。
申し込みは以下のアドレスからお願いします。
https://kokucheese.com/event/index/548891/