2019年5月29日水曜日

1年生でもどんどん発見する

1年生と10の合成・分解までの学習が終わりました。ブロックを使って,いくつといくつになるのかを考えていきました。この場面でも,子どもたちはたくさんの発見をすることができました。

「階段になっている」
「下から見ても階段になっている」
「上に1で下にも1,上にも2で下にも2。同じ数が上と下にある」
「5と5の同じお友だちがある」
「左は1,2,3・・・と1ずつ大きくなる」
「右は9,8,7・・・よ1ずつ小さくなる」

この他にもたくさんのきまりが生まれてきました。1年生はたくさんのきまりや発見をすることに大きな喜びを感じているようです。

その後,算数のドリルを使い10の合成・分解の復習を行いました。こんな場面でも,きまり発見の喜びを感じた子どもたちは動き出します。
ドリルの10の分解の答えは「9と1」「6と4」「3と7」でした。この答えの確認が終わると,「きまりがあります」「おもしろいことがあります」と声があがります。「おもしろいことなんてドリルにあるの?」と思いましたが,多くの子どもが手をあげています。

「あのね,右の数字が2個飛ばしになっている」
「左も下から見たら,2個飛ばしだ」
「えっ? 2個飛ばしってなに?」

答えの数字カードが同じ数ずつ変化していることを発見したのです。確かにドリルにもおもしろい発見がありました。
しかし,「2個飛ばし」の意味を全員がすぐに理解することは簡単でありませんでした。子どもたちは,数の図を描きながら説明します。1年生でも,友だちがうまく理解できないと図を使いたくなるのですね。

ドリルにもおもしろさを感じる1年生って,すばらしいですね!