子どもたちに「15分をコーディネートする」という取り組みを行わせました。5人1組でチームを組み,その子どもたちが先生役となり算数授業を行っていくといものです。5人の子どもたちが頭を寄せ集め,どんな問題を提示するのかを先ずは決めていきます。簡単すぎても難しすぎても,うまく15分を使うことができません。問題が決まった後は,先生役の分担を行っていきました。この時間は,子どもたちの段取り力を培うことをねらっています。
各グループがいろいろな問題で授業を行いましたが,私が日ごろの授業で使っていた言葉を,忠実に再現しているのがおもしろいところでした。
「ますに字をいれます」
「天才と書いておきなさい」
「とてもいい考えですねえ。すばらしい」
「ヒントが言える人?」
「続きが分かる人?」
授業後の子どもたちは「先生役はとても難しかった」「先生ってすごいなあと分かりました」と感想を述べていました。
時にはこんな場面を取り入れるのもおもしろいですね。