「3拍子と4拍子のリズム打ちをしよう」
このように投げかけ,クラスを半分に分けてそれぞれのリズム打ちを練習します。その後,一緒にリズム打ちを始めます。
すると,ある場所で両者のリズムが揃う瞬間が生まれます。「気のせいだ」「たまたまだ」という私の挑発に対して,「たまたまじゃない」「図で説明ができる」などの声があがります。
××○と×××○の3拍子と4拍子の図や,3,6,9,12や4,8,12の各倍数を書き出していくことで,子どもたちは12回目にリズムが揃うことを発見していきます。
この後,「12回目に揃ったのはたまたまだね」と投げかけます。すると「たまたまじゃないよ」「もっとあるよ」「24,36回目も揃う」と声があがります。しかし,12から先の世界の見え方は一様ではありません。
「12のセットが」
「セット」という素敵な声があがります。この意味を読解します。
「このセットが,もう一つできると24」
「またセットができると36・・・」
12のセットを何回もコピーして公倍数を探るという見方が生まれてきました。公倍数とセットという言葉は,場面をイメージ化するのにとてもよい言葉でした。
倍数・公倍数の導入場面でした。