2026年9月9日水曜日

合同な四角形の作図

「合同な四角形を作図しよう」

子どもたちに投げかけます。 すると,「角と辺を教えて」「辺1角1でできる」「辺1角3でできるよ」などの声があがります。

「辺1角3」は情報数が4つです。この声の背景には論理があります。そこで,この声の意味を読解します。

「昨日の三角形は3つ。だから,四角形は4つでできる」

「三角形は3,四角形は4でできる」

四角形の合同図形の作図で4つの情報と考えた論理が共有できました。そこで,4つの情報で作図ができるか実験します。子どもたちは「辺2角2ならできるかも」と考えています。そこで,この情報で作図に取り組みます。しばらくすると「できた」と声があがります。ところが,完成した図形は子どもによってバラバラです。典型的な例を,板書してもらいました。全く違う図形が描かれました。

すると,「横の辺の長さが分かればできる」「左上の角でもできる」と声があがります。情報数があと1つほしいという声です。そこで,角の情報を1つ追加します。すると今度は,全員が同じ図形(合同)が完成しました。

つまり,四角形の合同図形を作図するためには,5つの情報が必要だということが実験を通して見えてきました。その後,「辺3角2」「辺4角1」でも実験します。いずれも合同図形が完成しました。

この結果を見た子どもの中から,「五角形なら・・・」と場面を拡張する声が生まれてきました。さらに,「5つできる?」「7つだよ」など情報数を予想する声があがります。それらの中で「7つ」と考えた子どもの気持ちを読解します。

「三角形は3つ,四角形は5つだから,2つ増えた」

「だから,五角形も2つ増えて7つ」

「も」というキーワードを使い,情報数7つの論理を読解していきました。実際の実験は次回です。