2020年7月24日金曜日
算数夏祭り 満員御礼!
2020年7月23日木曜日
位分け分けと筆算は親友
2年生「たしざん⑵」の授業のその後です。
子どもたちは,十の位同士のたしざんを,位分け分けの計算方法で取り組みました。この方法では,「99+81」「25+78」の計算は面倒になると,多くの子どもは考えていました。ところが,実際に計算をしてみたら案外簡単なことを子どもたちは実感しました。
そこで,次のように投げかけます。
「百の位になっても,位分け分けはできるかな」
この段階では,「できるけど,難しそう」「できるけど簡単」の両者の声があがりました。子どもたちは,簡単レベルとして100+100,難しいレベルとして125+45,165+186の計算を考えました。
この中の,125+45の式を位分け分けで計算してみることにしました。
位分け分けの数の分け方の1つが,125を100と20と5に分け,45を40と5に分ける方法でした。そこで,なぜこのように分けたのかを子どもたちに考えさせます。
「百の位,十の位,一の位と分けたんだよ」
「位で分けると計算がしやすいでしょ」
「位で分けると,位分け分けも,筆算も計算がしやすいでしょ」
位分け分けの話題をしているのに,子どもたちの話の中から「筆算」の話題が出てきました。そこで,なぜ筆算の話題が出てきたのかも考えさせました。
「筆算も一の位,十の位,百の位と計算するから,位分け分けと同じ」
「計算の順番も,筆算と位分け分けは同じだよ」
「だから,筆算と位分け分けは親友なんだよ」
子どもたちがこれまでに取り組んできた「位分け分け」の計算方法も,「筆算」の計算方法も計算の仕方は共通しています。百の位の計算に取り組むことで,子どもたちはその共通点に気付くことができました。さらに,「位分け分け」と「筆算」の計算方法を「親友」という言葉で表すことができました。子どもらしい素敵な表現で両者を結びつけることができました。
2020年7月22日水曜日
2020年7月20日月曜日
位分け分けは簡単?
2年「たしざん⑵」の導入場面です。次の問題を子どもたちに投げかけます。
「ペットボトルを先月は74個,今月は65個拾いました。合わせて何個拾いましたか」
式が74+65になることは,すぐに分かりました。そこで,「筆算を使わずに答えを求めることができるかな?」と子どもたちに投げかけます。「簡単だよ!」という自信に満ちた声が多数聞こえてきます。そこで,ノートに計算をしてもらいました。
多くの子どもたちが取り組んだ計算方法が,左写真にあるような「位分け分け」と呼ばれる方法でした。たされる数・たす数をそれぞれ十の位と一の位に分けます。その後,同じ位同士の数値を計算しきますす。これまでにも似たような計算場面で子どもたちが取り組んできた方法です。
この後,次のように子どもたちに投げかけます。
「筆算を使わなくても,位分け分けで計算ができたね。位分け分けならどんな計算でもできそうだね」
私のこの投げかけに対する反応は,「どんな計算もできるよ」と「えー,やりにくいのもあるよ」と分裂しました。
「やりにくい」と考える子どもからは,「繰り上がりがあるとやりにくいよ」と声があがります。しかし,74+65も十の位の計算は繰り上がりがあります。
この指摘に対しては,
「十の位の繰り上がりは百の位にすぐに書けるけど,一の位の繰り上がりを十の位に書くのが面倒」
「例えば,46+65は一の位が繰り上がるから面倒」
と,具体例をあげた声が生まれてきます。
そこで,位分け分けがやりやすい式とやりにくい式を発表してもらいました。下のような式
が発表されました。64+56に対しては,「一の位が繰り上がるから面倒だ」
という声が多数あがりました。ところが,実際に位分け分けで計算をした子どもからは,「あれ,簡単だ」という声が次々にあがりました。
算数では,子どもたちが具体的事例を挙げながらそれまでの解決方法が適用できる場面とできにくい場面に場合分けしていく見方を引き出していくことも大切な学習です。よい見方が生まれた1時間となりました。



