2025年4月2日水曜日

2025年度スタート!

 2025年度がスタートしました。今年度担当学年や子どもたちも決まり,慌ただしくされているのではないでしょうか。

さて,授業開き・学級開きという言葉があります。どんな学年・学級でも最初のスタートは大切です。最初がうまくいけば,その後はうまくいきます。

では,一体どんなことから始めたらよいのでしょうか? そんなお悩みにお応えする講座が,大阪府箕面市で4月5日(土)に開催されます。詳細は,以下の案内をごらんください。

申込先は,以下のメールアドレスからお願いします。

omnokai.minoh@gmail.com



2025年3月10日月曜日

具体と抽象

 子どもたちに「具体と抽象クイズを作ろう」と投げかけます。

具体と抽象の世界を往還できる能力を鍛えることが大切であると,明治大学の齋藤孝氏も述べています。その斉藤メソッドを算数授業にも取り入れてみました。

先ずは「正三角形」「正方形」「正五角形」「正六角形」と板書します。この言葉から「要するに」なにが見えてくるかを考えます。「正多角形」と抽象化できることが大切です。「正」がついた具体例なので,単なる「多角形」では抽象化が不十分と言うことになります。

2問目は「角柱」から「例えば」の事例を考えます。角柱なので円柱を事例にすると間違えになります。

3問目は「面積の公式」から事例を考えます。

4問目は「2,3,5,7,11,13,17」の事例を抽象化します。

5問目は「12の約数」から事例を書き出します。

6問目は,算数以外のジャンル問題です。「手塚治虫作品」から具体例を考えます。

この後は,自分でも問題作りに取り組みました。具体と抽象を的確に言語化できる力は,算数に限らず社会生活を送る上で必須の力ですね。


2025年3月8日土曜日

折り紙で正多角形を作る!

折り紙を折って→切って正多角形を作る実験に取り組みました。

先ずは正方形を実験しました。切る場所を間違えると,三角形や長方形が出現します。

次に,正六角形にチャレンジします。ここではチューリップ型に折る角度が問題となりました。チューリップ型の折り進む前の角度が問題となりました。3枚の紙が重なってチューリップ型が完成するイメージができると,3つの角度の大きさが等しくなることが見えてきます。従って,チューリップ型に折るためには,180°を3等分した60°で折り込むことが見えてきました。

最後は,正八角形を作ります。こちらは途中までは正方形と同じ手順です。ところが,完成した図形はバラバラになりました。なぜか再び正方形ができた子どもがいました。さらに,十字架ができた子ども,手裏剣型ができた子どもがいました。正八角形が1回目で完成した子どもは,極わずかでした。
三角形に折った後,どの位置にはさみを入れるのか,どの長さの位置で切り取るのかを考えました。正八角形の内部に二等辺三角形ができることから,はさみで切り取る位置も二等辺三角形ができる所にはさみを入れます。
これが正しくできると,正八角形が完成します。


 

2025年3月6日木曜日

円柱の展開図を作る

側面が長方形型以外の円柱の展開図作りに挑戦しました。
最初は側面が長方形以外の形を思い描くことが難しかった子どもたちですが,しばらくすると思考に火が付いたようです。様々な形が生まれてきました。

最後は,それらの中から1つ選んで実際に円柱を組み立てました。


 

2025年3月5日水曜日

春のスタートダッシュセミナー開催!

もうすぐ新年度が始まります。4月のスタートダッシュが学級経営上も授業経営上も大切になります。
そんな春のスタートに必要なことを学ぶセミナーが,大阪府箕面市で開催されます。
地元箕面市の先生方による授業開きのお薦め授業の紹介コーナーもあります。是非,ご参加ください。

期日:4月5日(土)13:30〜17:00
会場:大阪府箕面市船場生涯学習センター5階多目的室
会費:1000円




 

2025年3月4日火曜日

2025年度 全国算数授業研究会予定

 3月に入りました。まだまだ寒い日が続きます。

さて,2025年度の全国算数授業研究会の研究大会の日程が決まりました。是非,日程調整をされてご参加ください。

全国算数授業研究大会 

日時:2025年8月4日(月)〜5日(火)

会場:筑波大学附属小学校

全国算数授業研究会新潟大会 

日時:2026年1月11日(日)

会場:新潟市立日和山小学校


2025年3月2日日曜日

授業テラス授業伴走企画終了!

 授業テラスが企画した授業伴走講座が昨日終了しました。

今回は2人の先生と全6回の授業伴走を行いました。各回とも参加された先生の授業ビデオを15分程視聴します。その後,その授業について私と授業者で振り返りを行います。全6回の授業提案は大変かもしれませんが,最終回には先生方の授業レベルは確実に向上していました。また,授業方法だけなく学級経営の学びも深めていくことができました。

マンツーマンで授業提案者の授業を斬っていく企画ですが,確実に授業力は向上していきます。授業者版家庭教師的なイメージですね。

2025年度も授業伴走企画を行うようです。是非,一緒に算数の授業スキルと学級経営力を高めていきましょう!