2026年9月11日金曜日

五角形の作図からきまりへ

 「五角形は7個の条件で本当に作図できるのだろうか」

このように投げかけます。作図の条件数を7個と予想したのには理由がありました。三角形は3個の条件,四角形の作図の条件は5個でした。条件数が2個増えました。この結果から,五角形も作図に必要な条件数が2個増えて7個になるというのが子どもたちの予想です。

そこで,本当に合同図形が作図ができるのかを実験します。辺の長さ3つ,角の大きさ4つを知らせます。しばらくすると,「できました」と声があがります。

子どもたちの予想通り,7個の条件で五角形の作図ができました。すると,この事実から新たなきまりに気づく声が生まれます。

「三角形は全条件数6-3で必要な3条件。四角形は全条件数8-3で5条件。五角形は全条件数8-3で5条件」

図形の全条件数から3を引けば,作図に必要な条件数になるという発見です。ところが,この意「-3」の意味を共有するのに時間がかかりました。

その状況を改善したのが,「例えば三角形なら」という例示の声でした。

「三角形は情報が6つある。2つの辺と1つの角で作図ができる。使っていないのは,1つの辺と2つの角。これがー3になる」

具体的図形の例が目の前に現れたことで,一気に-3の意味が共有できました。