「底面が合同で高さが等しい四角柱と四角錐,体積はどれだけ違う?」
子どもたちに投げかけます。錐体の体積は中学数学内容ですが,本校では初等部の教育課程に入っています。
子どもの予想は,「2倍」「1.5倍」「3倍」と分裂します。一つ分の四角錐を四角柱に入れた隙間に,あと何個分の四角錐が入るのかで,子どもたちの予想が分かれました。多くは,あと1つ分入るから2倍の関係という声でした。
一方,隙間をもっと小さく分割していくと,2個分くらい入りそうという声もあがります。空間図形をイメージ化するのは,小学生にはなかなか難しいようです。
その後は,色水を使って実験です。結果は,3倍の関係になります。子どもたちからは驚きの声があがります。多くの子の予想とのズレでした。