3種類の形の駒巻きを提示し,「どの駒巻きが短い回数で糸を巻き取れますか」と尋ねます。
正方形と正三角形は,定規を使えば長さを測定できます。一方,円は曲線なので定規で測定することはできません。
子どもたちは,円周上にひもを置いたり,髪の毛を置いたりして測定しました。また,円を切り取って,定規の上で転がす子どももいました。しかし,その測定結果はバラバラになりました。
そこで,測定方法を統一すれば長さが等しくなるのかを実験することにしました。1つ目の方法を,扇形に織り込んで,その曲線部分を測定し計算する方法です。2つ目の方法は,円を定規の上で転がすやり方です。
その結果,14~16cmにデータが集まりました。しかし,ズレ幅はまだあります。
そこで,直径を10cmに変えて,再度実験を行います。紙も測定しやい厚紙に変えました。すると,多くの子どもの測定結果が30cmに集中します。結果が揃ってきました。
この情報から,円周の長さが直径の3倍になっていそうだということが見えてきました。この見方を引き出すことがポイントです。
