2021年2月10日水曜日

箱の骨組みを作ろう!

2年生「はこの形」の学習も大詰めです。子どもたちに


次のように投げかけます。

「ストローを粘土でつないで,箱の骨組みを作ろう」

(完成すると,右のような形になります)

 

 封筒に入ったストローと粘土玉を,子どもたちに配布します。封筒を開ける前から,「きっと何かが足りないんだ!」と中身を怪しむ声が聞こえてきます。


 中身を出した子どもたちが,骨組みを作り始めようとします。ところが,しばらくすると「足りない」という声が聞こえてきます。封筒の奥に足りない部品が隠れていないか,何度も確認する姿も見られました。

 

 「足りない」と声をあげる子どもたちに,何が足りないのかを確認します。

「粘土が足りない。7個しかない」

「平らな長方形は粘土は4個でいい。でも,箱になると粘土は上に4個,反対側の下に4個で8個いる」

 箱形には頂点が8カ所あることが見えてきました。

 

 他にも「足りない」と声をあげる子どもたちがいました。

「ピンクのストローが足りません。3本しかありません」

「箱にはピンクのストローは4本あります」

「全部で12本ストローがいるよ。青が4本,黄色が4本だからだよ」

「4×3で12本の辺があるんだよ」

 箱形には辺が12本あることも見えてきました。

 

 最後は,足りなかった部品を補充して箱を完成させていきました。


 必要な部品の一部が足りなくなると,本当の姿が見えてくる1時間でした。