11月16日(土)大阪府高槻市でGAKUTO算数セミナーIN高槻を開催します。
講師は田中博史先生・久保田建祐先生・樋口万太郎先生と私です。算数教科書をどのように活用して授業を作ればよいのかを先生方といっしょに考えていきます。
<日時>
2024年11月16日(土) 13時00分~17時05分
<会場>
クロスパル高槻 7階702会議室
〒569-0804 大阪府高槻市紺屋町1−2
※JR高槻駅南出口から徒歩約1分
11月16日(土)大阪府高槻市でGAKUTO算数セミナーIN高槻を開催します。
講師は田中博史先生・久保田建祐先生・樋口万太郎先生と私です。算数教科書をどのように活用して授業を作ればよいのかを先生方といっしょに考えていきます。
<日時>
2024年11月16日(土) 13時00分~17時05分
<会場>
クロスパル高槻 7階702会議室
〒569-0804 大阪府高槻市紺屋町1−2
※JR高槻駅南出口から徒歩約1分
台風接近に伴い,今日はオンラインで授業を行いました。
右図のような3段ピラミッドを使って,「一番上の段が奇数になっ
この結果を見た子どもから,次の声が聞こえてきました。
「2段目を奇数と偶数にしたらいい」
「でも,奇数+奇数は偶数になる」
「だから,奇数だけではだめだ
よ」
「奇数+偶数は奇数になるよ」
「例えば7+12=19だよ」
奇数+偶数が奇数になることを,具体的な式を例示して説明できました。オンラインでもこのような声が生まれてくるのがいいですね。
最後は,奇数+奇数が偶数になることを図
オンラインでしたが,リアルに負けない授業展開ができました! 今回のオンライン授業では「スクールプレゼンター」を使って授業を進めました。
4種類のゲーム用紙が封筒に入っています。その中の1枚を取り出しゲームを行います。2回ゲームを行いました。子どもから聞こえてきたのは,「2連勝だ」という声と「また引き分けだ」という2種類の声です。
「また引き分けだ」という子どもたちは,何かに気がついたようです。その気づきを聞いていきます。
「ますの数が2で割れる」
「だから引き分けになるんだよ」
ゲーム用紙のます目の総数が原因で,引き分けになると子どもたちは考えました。そこで,引き分けになったペアのます目の数を聞いていきます。
「24」「32」「48」
どのます目の数も2で割り切れます。一方,勝負が付いたペアのます目はどうなっているのでしょうか。
「35」「49」「25」「21」
どのます目も,2で割ると1余ってしまいます。これなら勝負が付きますね。引き分けになるます目は偶数,勝負が付くます目は奇数です。今回の学習の目的は,整数の新しい区分を見いだすことでした。
今日は京都府内の私立学校研修会に参加しました。公立学校で大きな問題だと感じている「めあて」「まとめ」「ふりかえり」での授業スタイルを強いられているのかを尋ねてみました。どの学校も,この質問に対する答えは「否」でした。さすが私学は自由でいいですね。なんとなく推し進められている「めあて」「まとめ」「ふりかえり」に効果がないことを,京都の私学の先生方は知っているんですね。いいなあ!
一方,一部の学校では「『ふりかえり』だけはやるように言われている」との声が聞こえました。しかし,その先生は「でも,私はしません」とおっしゃっていました。これもいいですねえ。自分が納得しない形式を子どもに押し付ける教育に意味はありません。愉しい授業に形式なんて当てはまるわけはないのです。
京都には逞しい私学の先生方が大勢いらっしゃってうれしくなった研修会でした!
昨日は新潟県村上市の夏の研修会に参加しました。会場となった村上市だけなく,海の向こうにある粟島から参加された先生もいらっしゃったそうです。このように学びに対して真摯に向き合う姿勢が大切ですね。
村上では,私の模擬授業と講演の2点セットで開催しました。模擬授業では19名の子ども役の先生方を相手に授業を進めました。どんな授業を行うのかを知らされていない先生方は,完全に子どもと同じでした。教材を斜め向きに提示すると,子ども役の大人も頭を斜めに傾けて教材を見つめていました。大人も子どもと同じ反応を示すことが分かり,私もうれしくなりました。
後半は,ストーリーのある授業づくりを演習形式で学ぶ会を進めました。「めあて」「まとめ」「ふりかえり」が45分の授業スタンダードであり,これをベースに授業展開を進めることを求める自治体が多くあります。しかし,そのベースは本当に正しいのでしょうか。ベースが間違っていたら,その被害者になるのは子どもです。私はこのベース自体が間違っていると考えています。その点についても話を進めました。
今回の新潟での仕事は日帰りでした。なんと新潟での滞在時間は6時間。これまで新潟ではたくさんの仕事をしてきましたが,滞在時間最短記録となりました。もっとゆっくりとしたかったなあ・・・。
今日は高知市内の学校を訪問しました。本日訪問した学校は,8年前まで数年間に渡って私が訪問していた学校です。8年振りでしたが,懐かしい先生にお会いすることもできました。
今日は,私のクラスの授業動画を含めて3時間の研修を行いました。若い先生も多くいらっしゃいましたが,みなさん熱心に参加していただきました。聞いてくださる先生方が熱心だと,私の熱量も自然と高まっていきますね。
研修の最後には,新採用の先生が自分の7月までの授業を客観的に振り返り,反省されていらっしゃいました。こんなふうに自分の実践を見直せる先生は,間違いなく授業技量が向上していきます。
また,その後の校長室では9月の研究授業を控えた先生が,相談に来られました。「この展開では,ストーリがないと思うのですが・・・」と,私の話を聞いて自分の授業計画を見直されたのです。このように,学んだことをすぐに生かせる先生も成長していきます。
8年前の先生方とは大きくメンバーが入れ替わりましたが,学びに向かうモチベーションが高い先生が多くいらっしゃって安心しました。
お盆休み,みなさんしっかりと休養はできましたか?
私は今日から再始動です。今日は三重県にある小学校の校内研修会に参加しました。こちらの学校は,昨年,淡路島で開催されたセミナーに校長先生自らがお出でになり依頼を受けた学校です。オンラインで何回か研修会を実施していましが,直接訪問するのは今回が初めてでした。やはりオンラインよりも対面の方がいいですね。先生方の熱意が空気感として伝わってきました。
明日は高知の小学校を訪問します。こちらも日帰りの強行軍です!
9月7日(土)に授業テラス主催のオンライン講座で,私のクラスで実施した5年生「合同な図形」の授業公開&解説セミナーが開催されます。4月から担任している5年生の子どもたちとの愉しい算数授業の様子をご覧ください。動画を止めながら解説を進めていきます。従って,私の発問・指示の意味もご理解いただけると思います。
お申し込みは以下のアドレスからお願いします。
8月10~11日に対面とオンラインで開催された授業テラス夏講座の様子が,以下のアドレスからダイジェストでご覧いただけます。よかったらご覧ください。私以外の有名講師の方々の授業や講座もダイジェストで様子が分かります。
東京六本木を会場にハイブリットで開催された授業テラス夏講座が終わりました。
模擬授業講座では,6年生「対称」単元を行いました。算数らしくない「俳句?」から導入しました。その後,数字の羅列,そして図形へと進んでいきました。図形の分析でこの学習が対称の導入場面であることが見えてくる展開です。
続いては算数のワークショップを行いました。こちらもさまざまな教材を使った実践例をもとに,先生方に考えていただく展開を行いました。
お盆前の仕事はこれが最期です。少し休養してから,来週から再始動です。来週は三重・高知・新潟・大阪・京都を訪問します。すべて日帰りという強行軍ですので,しっかりと休みます!
昨日は石川県小松市にある小学校の校内研修会に招かれました。校内研修会でしたが,近隣の学校の先生方や教育委員会の方も大挙参加され,会場は超満員でした。
3時間の研修会でしたが,先生方の研修に掛ける熱い思いがひしひしと伝わってきました。石川県は,全国学力状況調査でも毎年のように学力トップクラスを維持している教育熱心な県です。
この夏,全国各地の学校や教育委員会・センター主催の講座に参加していますが,石川の先生方は「姿勢」が違いますね。この「姿勢」の違いが,高い学力へとつながっているのだと実感しました。「姿勢」の意味はどうぞみなさんお考え下さい。
ヒントは,まさに「姿勢」です!
明日から東京六本木で授業テラス主催「磨け! 授業力」講座が2日間に渡って開催されます。私も模擬授業やワークショップを行います。他にも豪華講師陣が続々と登場します。
参加方法は対面参加とオンライン参加の2つの方法があります。既に1000名近い参加の方が集まっているようです。事前申し込みが必要です。以下のアドレスからお申し込みください。
https://www.nijin.co.jp/migakejugyoryoku-moveaction
昨日から石川県小松市に来ています。小松市はショベルカー等で有名なコマツの本社のある場所です。企業城下町ですね。
さて,今日は小松市内の小学校の校内研修に参加します。学校改革にとても熱心な校長先生がいらっしゃる学校です。模擬授業や演習を行います。
学校改革がうまく進む学校には共通点があります。その一つが,リーダーに強烈なやる気があることです。リーダーのポジションは校長先生か研究主任です。
さて,どんな先生方と出会えるのか楽しみです!
昨日は盛岡市で11月30日(土)に開催される,新算研主催小学校算数教育全国大会の事前講習会が行われました。
この大会で,私は6年生の公開授業を行います。大会参加申し込みは昨日から始まりました。参加ご希望の方は,以下のアドレスからどうぞ!
2日間にわたって繰り広げられた,全国算数授業研究大会が終わりました。約700名の先生方にご参加いただきました。ありがとうございました。
本日は,本会常任理事の一人である大野先生が授業公開を行いました。チャレンジングな教材開発と提示でした。誰も考え付かないような教材開発や提示を行うのが,本会の大きな目的の一つです。授業をうまく展開することだけなら,本会の理事・幹事は全員ができます。しかし,うまく展開する授業を公開することは本会の役目ではありません。最先端で斬新な教材開発た提示を行うことが本会の役目です。かつて教材開発のプロと呼ばれた坪田耕三・元会長は,その代表選手です。
次回は,1月18日(土)に熊本市立力合西小学校で全国算数授業研究会熊本大会が開催されます。この会では,私も公開授業を行います。こちらもお楽しみに!
今日は筑波大学附属小学校で開催されている第35回全国算数授業研究大会の2日目です。本日は5本の公開授業が行われます。授業提案者は,子どもの事実のみで提案内容を精査されます。主張は立派でも,授業での子どもの姿がその主張に合ったものになっていなければ,パネルディスカッションで斬られることになります。厳しい会ですねえ。でもこれって,医療界では当然のことです。理論は立派でも,実際の手術で患者さんの病気を治せなければ,なんの意味もありません。それと同じことです。
さて,今日も厳しいパネルディスカッションが繰り広げられることでしょう。どうぞお楽しみに!
明後日8月5日(月)から,筑波大学附属小学校を会場に全国算数授業研究大会が始まります。本大会は,子どもたちを会場に集めて授業公開を行います。理論ではなく,授業者としての実力を目の前で参加者とともに考えていく研究会です。理論発表だけの研究会とは異なり,まさに実力勝負の研究会です。算数の強者が集う研究会です。
この研究大会は,完全事前予約制です。お申し込みがまだの方は,以下のアドレスからお申し込みください。今年も暑い夏が予想されています。熱中症対策をご自分で行った上で,お越しください。
https://www.kokuchpro.com/event/020ae90f6bd7555bbe9ed5497edf3ad3/
現行学習指導要領の目玉は「主体的・対話的で深い学びのある授業の改善」です。果たして,この授業改革は着実に進んでいるのでしょうか?
多くの教室の授業を参観する機会がありますが,「深い学び」についてはまだその入口にすら辿り着いてない気がします。それにもかかわらず,学校現場は次の指導要領のキーワードと言われている「個別最適化」に向かって突き進んでいます。順番が違うのではないでしょうか?
昨日は兵庫県伊丹市の校内研修会に参加しました。研修テーマが「深い学び」でした。現行の指導要領の授業改善の視点を取り入れている点がすばらしいですね。まずは現在の改善の視点を着実に実行することですよね。
昨日は「飛び出し坊や」が生まれた滋賀県東近江市を訪問しました。市の教育研究所のお招きで演習&講演を行いました。初めて訪問する市でしたが,先生方が熱心に参加されてくださいました。
教育研究所の所長さんが授業改革にとても熱心な方でした。車で送迎していただきましたが,往復の車中ではどうやれば授業改革が進むのかの話題で2人で大いに盛り上がりました。同じ志を持った方と話をするのはいいものです。所長さんにやる気があると,きっと東近江市もよい改革ができるのではないでしょうか。