2026年5月26日火曜日

20個ってどこ?

 「縦18cm横12cm高さ20cmの直方体の箱があります。深さ16cmまで水を入れました」

この体積は求められます。3456㎤です。

「ふたをして,面Aが底になるように倒すと,水の深さは何cmになりますか」

これは難問でした。立体を90°回転させます。その際の水の深さを求める問題です。

式を板書させ,式の読解を行うことにしました。

3456÷(20×12)=14.4

3456は,箱に入っている水の体積です。

20×12がなにを示すのかが難問でした。底面の体積と考える子どもが多数いました。しかし,この考え方は体積の学習としては妥当ではありません。20×12は面積になってしまいます。面積は平面であり,体積のように立体的にはなりません。

そうなると,この式の最初の20個がなにを指すのかが問題となります。

「高さ1cmの1㎤の箱が20個並んでいる」

「それが12列あるってこと」

「これが何段あるかを考えるから,割り算をする」

全体の体積を底体積でわることで,水の高さが求められます。