2023年12月19日火曜日

じゃんけん時計ゲーム!

子どもたちに「時計を使ってじゃんゲームをしよう」と投げかけます。
ルールは簡単です。
①2人1組でじゃんけん
②3時から時計の針をスタート
③勝った人だけ,時計の針を進められる
 グー:5目盛り チョキ:10目盛り パー:15目盛り
④勝った人は,進んだ時計の時刻を相手に伝える。正しく伝えられない場合は,1つ前の時刻に戻る

このルールを確認する中で,次の声があがります。
「5目盛りは5分だよ」
「グー・チョキ・パーと進めるのが5分ずつ長くなっている」
時計の分の読み方は,日常生活でも子どもたちは知っています。その知っていることを,このゲームを通して明確化していくことにしました。
最初は,時計の進め方を全員で確認します。3時35分まで長針が進んだ場面で,「どうやって,長い針の場所を数えるのかな?」と尋ねました。
「5飛びだと簡単です。5,10,15・・・なら35と,簡単に分かる」
「もっと簡単なのは,10飛びだよ。10,20,30までいって,あと5分だけ進む」
「10はきりがいい数だから,分かりやすいね」
「(文字盤の)3は5分,6は30分,9は45分と覚えると,もっと早くなるよ」

子どもたちは,5飛び・10飛びなどの経験値をもとに,簡単に長針の時刻を読解する方法を説明してきました。
この後は,2人組で何度も時計の長針を動かすゲームを行いました。ゲームを進めながら,時計の読み方を学習していきました。