2023年12月5日火曜日

折り紙を折ると?

 子どもたちに「折り紙を半分におると,どんな形ができるかな」と尋ねます。

どのように折るかが,当初は問題になりました。そこで,「端と端をピタッと合わせる」ことが折り方のルールとして確認されました。

先ずは1回折るとどんな形ができるのか,実験します。結果は長方形と三角形の2種類ができました。

この結果を受けて,「だったら,2回折ったら3つできる」と声があがります。「1回折り:2つ」から考えた予想です。多くの子どもは,この予想に自信を持っていますが,半信半疑の子どももいます。

そこで,2回折りを実験します。結果は,子どもの予想通りになりました。すると,「だったら3回折ったら,4つできる」と子どもたちは考えます。今回は,多くの子どもが自信を持っています。ところが結果は5つの図形ができました。

すると新たな予想の声が聞こえてきます。「4回折ったら8つになる」「1個,2個と増えたから,次は3個増える」と,その根拠を説明してきます。しかし,この日は時間切れ。

「いろいろなかたち」単元の導入場面でした。本教材は,東洋館出版社「板書シリーズ1年」を参考にしています。