「おおきさくらべ」の学習です。子どもたちに「新聞紙ちぎりのベスト3を決めよう」と投げかけます。
子どもたちに新聞紙1/4の大きさの紙を配ります。1分の制限時間でちぎっていきます。先ずは4人の班内での1位を選出します。その後,各班の1位の結果を代表として提示します。
最初に,1班の新聞を貼ります。次に,2班の新聞を前に持って来てもらいます。その紙をどこに貼るか,子どもたち全員に考えさせます。貼りたい場所を指ささせます。子どもたちは,指さしと同時に「横に貼る」「上を合わせる」「高さを揃える」と呟いていきます。
そこで,これらの声の意味を読解していきます。
「1班のすぐ横に貼る」
「1班と同じ高さに合わせる」
「そうしないと比べられない」
長さを比べるために大切な,「基準を揃える」見方を共有していきました。この声に合わせて,上の高さを揃えて紙を貼ります。すると,「1班が長い」と声があがります。そこで,「どこを見て1班が長いと分かったの?」と尋ねます。
「下を見るんだよ」
「下が長い方が長いよ」
基準量を揃えた後の比較の視点を引き出していくことができました。
この後は,基準の位置と比較の位置を意識しながら一つずつ班の代表者の紙を貼っていきました。
長さ比べの1時間目に当たる授業でした。