2024年11月12日火曜日

ツムツムGo!

「どちらのエリアでツムツムGoをしたいですか?」
このように投げかけ,2枚の正方形の中にツムツムが生存するシートを提示します。子どもたちは,シートの提示と同時になにかを数えています。なにを数えているのでしょうか?

子どもたちが数えていたのは,ツムツムの数でした。左が6匹,右が2匹です。子どもたちは,面積が同じシートなのでツムツムの数が多い方でツムツムGoをしたいと考えました。つまりツムツムを数値化することで比較できると考えたのです。

ところがここで「今の状態?」と疑問の声があがります。そこで,この声の意味を読解していきます。
「例えば,四角が大きくなったらどうなるの?」
「エリアの大きさが変わったら,ツムツムの数で比べられるのかな?」

まだ見えていない問題場面を想定した声です。そこで,次のシートを提示します。子どもたちは一斉になにかを数えています。なにを数えているのでしょうか?

子どもたちが数えていたのは,2つありました。ツムツムの数を調べる子どもと,シートに中に見えている正方形の数を調べる子どもです。
ツムツムの数は,25匹と23匹です。数値で比べたら,25匹のエリアでツムツムGoをしたくなります。ところが,ここで子どもから声があがります。
「ツムツムの数が違うけど,面積も違うから,ツムツムの数だけでは比べられない」
「平均の面積を使ったらいいんじゃない」
「№51の平均を使ったらいい」
「4ます関係表にして考えたらいいよ」
「25匹で13個を4ます関係表で比べたら,25÷13で1.92・・・匹」

子どもたちは,シートの中に見える正方形1個当たりにいるツムツムの数を計算していきました。同様に考えると,23匹のシートは1個当たり2.06・・・匹になります。従って,11個に23匹のツムツムがいる方がツムツムGoをやりたいエリアであることが見えてきました。

その後は,この考え方が一般化できるのかを別のシートで実験していきました。授業終盤には,ツムツム1匹当たりがもらえる面積で比べる考えも生まれてきましたが,こちらの考え方は答えが小さい方がツムツムGoをやりたいエリアと判断することになります。答えの大小関係の判断が先ほどと反対になるこの考えは,子どもにとっては分かりにくかったようです。

単位量当たりの大きさをイメージする1時間目でした!