2025年2月28日金曜日
トイレットペーパーの芯のくるくるの長さ?
2025年2月27日木曜日
四角柱の展開図は?
四角柱の展開図探しの続きです。前回は9種類の展開図を見つけました。しかし,子どもたちは「もっとある」と考えています。さらに,三角柱の展開図が9種類だったことから,四角柱は4×3=12種類か4×4=16種類と予想をしました。果たして子どもたちの予想は合っているのでしょうか。
ノートに展開図を作図していきます。できた展開図を板書します。「裏返す」「回す」シリーズは同じ種類と考えます。この視点から同じだった板書がいくつかありました。
板書の途中で子どもたちが予想した12種類,16種類を超えていきました。すると,子どもからは,「四角柱だから4の倍数になる」と声があがります。28種類まで見つかると,「4の倍数になった」と喜びの声があがります。ところが,「まだあります」の声があがり,最終的に30種類まで見つかりました。4の倍数ではありませんが,偶数種類になったことに「すっきりする」「奇数だとイヤだね」と声があがりました。面の数が偶数枚なので,展開図の総数も偶数になるだろうという結果に納得をした子どもたちでした。
2025年2月26日水曜日
三角柱から四角柱へ
前回の授業の続きです。三角柱の展開図探しを進めました。最終的に,9種類(裏返しを別々とカウントすると15種類)の展開図が見つかりました。
この結果を見た子どもから,次の声があがります。
「9だから3×3だ」
「側面の数×底面の辺の数だ」
「№132の勉強と似ている。三角柱の辺の数は3×3で四角柱は4×4だった」
「だったら四角柱は4×4で16種類」
「でも,№132と同じなら4×3で12種類」
三角柱の展開図の種類数が明らかとなることで,そこに意味を見出そうとする子どもの姿が現れてきました。素晴らしい見方・考え方です。
そこで,本当の展開図の種類数はいくつなのか実験します。今回は種類数が莫大になる可能性もあるので,裏返しシリーズも同じ形と捉えることにしました。
先ずは簡単にイメージできる側面4枚が横に並ぶシリーズを考えます。こちらは6種類ありました。一方,「まだある!」と声があがります。そこで,その展開図を板書してもらいます。写真にあるように3種類の展開図が生まれてきましたが,「もっとある」「めっちゃある」との声があがります。この日はここで時間切れとなりましたが,子どもの展開図探しの意欲はまだまだ燃え上がっています。
2025年2月25日火曜日
裏返しはどうする?
2025年2月24日月曜日
パワーみなぎる関西算数セミナーでした!
2月の3連休初日は,関西地区の先生方が大活躍する研修会が開催されました。関西算数セミナーです。3人の若手の先生方が模擬授業を進めてくれました。とっても緊張されていましたが,どの授業もよく考えられたよい提案でした。授業者自身は反省があったようですが,この経験値が力のある教師作りに必ず役立ちます。よい経験をされましたね。
あまりの盛り上がりとパワーに,次回の開催日や内容もあっと言う間に決まりました。こちらもやる気のある先生の立候補の声が多数あがりました。詳細は,またお知らせしますね。
2025年2月22日土曜日
今日は関西算数授業セミナーです
本日2月22日(土)は,大阪府高槻市で関西算数授業セミナーを開催します。参加の先生方にお会いできることを楽しみにしています。今日も寒いが続いていますので,お気を付けておいでください。
私は土曜授業日ですので,これが終わってから向かいます!
2025年2月19日水曜日
これではできない!
2025年2月14日金曜日
お得なパークはどちら?
2025年2月13日木曜日
グラウンドのコース差
2025年2月12日水曜日
近道はどちら?
2025年2月10日月曜日
円が何個見える?
「周りの長さを求めよう」
このように子どもたちに投げかけます。
1問目は星の輝きのような形です。こちらは,1/4の円を移動することで,1つの円が見えてきました。
2問目は正方形の中に桜の花びらのような模様が見える形です。この問題で,子どもの考えにズレが生まれました。
「円が見えない」
「円の半分はある」
「円が1個見える」
「円は2個見える」
円が1個なのか2個なのか,子どもたちの見え方にはズレが生まれました。このズレはなかなか埋まりませんでした。
「図を半分動かすと,大きな円ができる」
「この大きな円の外側に1個の円がある」
「内側には1問目と同じ円が1個ある。だから,円が2個ある」
敢えて1問目の図と同じように図を変身することで,円を見えやすくしようと考えたのです。すばらしいアイディアです。
「半円が1個見えます。半円が2個で円が1個できる。半円はまだ2個残っている。だから合計で円が2個できる」
見えやすい半円の数を組み合わせることで,円の数を決めた考え方です。
正方形の図の中に見える円の数の理解は一朝一夕には進みませんでした。だからこそ,この部分の展開はゆっくりと進めました。子どもの状況に応じて展開のスピードを変えることも大切ですね。
2025年2月9日日曜日
関西算数授業セミナー満員御礼!
2月22日(土)大阪府高槻市で関西算数授業セミナーですが,満席になりました。早めにお申し込みいただいた先生方,ありがとうございます。
セミナー当日お会いできる日を楽しみにしています!
2025年2月8日土曜日
周りの長さのイメージ化
2025年2月6日木曜日
円周と直径の関係
前回の学習で,直径の約3倍が円周の長さになっているという気づきが生まれてきました。しかし,この気づきを支えるデータ数は僅かです。そこで,大きな工作用紙を使って,自由なサイズの円を作成させます。
子どもたちは,コンパスで好きなサイズの円を作図します。その後,クラスで統一した測定道具である縄跳びを使って円周の長さを測定します。調査結果を,板書させました。
結果は板書写真の通りです。概ね3倍〜3.2倍の値が多数を占めました。板書写真にあるような超巨大な円を作図する子もいれば,極小の円を作図する子もいました。いずれにしても結果は,約3倍でした。
間もまく満席 関西算数授業セミナー
寒い日が続いていますが,先生方は寒さに負けずに授業創りに邁進されているのではないでしょうか。
2月22日(土)大阪府高槻市で関西算数授業セミナーを開催します。もうすぐ満席になります。ご興味のある方は,お早めにお申し込み下さい。
セミナーのテーマは次の通りです。
「子どもが主体的に見方・考え方を働かせる算数授業とは」
見方・考え方は学習指導要領でも最重要視されている観点です。この観点について授業でどのように扱うのかを学んでいきましょう。
今回のセミナーでは,同学年・同単元の授業対決が2本も用意されています。これはワクワクしますねえ。同じ場面でも,授業者が変わると展開そのものも変わってくるからです。
また,私の同志である久保田先生からの基調提案も楽しみです。どんな切り口で提案が行われるのでしょうか。
詳細は以下のチラシをご覧下さい。また,申し込みは以下のアドレスからどうぞ。
2025年2月3日月曜日
大阪守口市を訪問します
今日は大阪府守口市の公立校の研究発表会に参加します。大阪府の指定研究公開です。
全クラスが算数授業を公開します。この姿勢が素晴らしいですね。一部のクラスだけが授業公開する研究発表会は,学校全体の授業力を高めることには役立ちません。その意味で,守口市の学校のスタンスは他校のお手本となりますね。
どんな授業が公開されるのか,楽しみですね!