2025年2月26日水曜日

三角柱から四角柱へ

 前回の授業の続きです。三角柱の展開図探しを進めました。最終的に,9種類(裏返しを別々とカウントすると15種類)の展開図が見つかりました。

この結果を見た子どもから,次の声があがります。

「9だから3×3だ」

「側面の数×底面の辺の数だ」

「№132の勉強と似ている。三角柱の辺の数は3×3で四角柱は4×4だった」

「だったら四角柱は4×4で16種類」

「でも,№132と同じなら4×3で12種類」

三角柱の展開図の種類数が明らかとなることで,そこに意味を見出そうとする子どもの姿が現れてきました。素晴らしい見方・考え方です。

そこで,本当の展開図の種類数はいくつなのか実験します。今回は種類数が莫大になる可能性もあるので,裏返しシリーズも同じ形と捉えることにしました。

先ずは簡単にイメージできる側面4枚が横に並ぶシリーズを考えます。こちらは6種類ありました。一方,「まだある!」と声があがります。そこで,その展開図を板書してもらいます。写真にあるように3種類の展開図が生まれてきましたが,「もっとある」「めっちゃある」との声があがります。この日はここで時間切れとなりましたが,子どもの展開図探しの意欲はまだまだ燃え上がっています。