2024年2月15日木曜日

見方・考え方はつながる!

 今日は,本校高等部の卒業式でした。初等部3~6年生時代を担任した子どもたちが,卒業していきました。卒業式の答辞では,初等部出身の教え子が会場全体を涙に包む感動の言葉をドラマチックに語ってくれました。すごすぎでした。

放課後,卒業生の多くの子が初等部を訪ねてくれました。多くの子どもたちが語ってくれたのは,次のことでした。

「尾﨑先生の算数のおかげで数学が今でも得意です」

「初等部の時に,『基準が』『4ます関係表が』と言うと,すばらCマークがもらえたよねえ(笑)」

「俺は先生のすばらCマークを4回もらった」

「超すばらCマークは1回だけだった」

 算数授業談義が次々と生まれてきました。算数の見方・考え方の基本となる「基準」「4ます関係表」(→つまり比例関係)などが現在も彼らの頭にしっかりと学習の痕跡として残っていることにうれしくなりました。また,私が見方・考え方を活用した際の価値付けとして使った「すばらCマーク」をもらった個数を具体的に彼らが覚えていたことにも感動しました。

その後は,彼らが手にした卒業アルバムに「超すばらCマーク」を次々とサインするサイン会の時間となりました。それを大喜びする子どもたちの姿は,初等部時代と変わらずかわいかったですねえ。皆さん大学生活も楽しんでくださいね!