子どもたちに次の問題を提示します。
「おりがみが25枚あります。3枚」
ここで問題を書き終えます。子どもから,次の声があがります。
「3枚をどうするの?」
「例えば,3枚使った。残りは何枚ですかとなっていないとできないよ」
問題に不備があることを指摘することができました。中でも,「例えば」という例示の言葉を使って,その後の問題文を説明できたことはすばらしいですね。
そこで,「3まい」からあとの部分は,子どもたちに考えさせることにしました。
ノートに問題文の続きと式・答えを書かせます。それができた子どもの代表に,板書してもらいました。板書された問題を,授業後半は全員で取り組む問題としていきました。計算内容自体は2年生で学習するものもありますが,立式だけならできます。
立式後の計算の仕方は,じっくりと時間をかけて進めました。
本実践は,東洋館出版社「板書シリーズ1年下」を参照しています。