「なにが見えるかな?」
このように言って,テレビに図形を提示します。一瞬の提示です。そのため,子どもの認識は「丸」「八角形」「六角形」などズレが生まれました。
「もう一度見たい」の声が生まれてきたので,再度,図形を提示します。ところが,「変わってた」「さっきと違う」と声があがります。さっきは「きれいな形だった」というのです。そこで,「きれいな形」の意味を問います。
「辺の長さがすべて同じ」
「角の大きさがすべて同じ」
この条件を満たす図形が,「きれいな形」だと考えています。そこで,最初に提示した図形がきれいな形なのかを,調べていきます。
結果は,辺の長さも角の大きさも等しいことが分かりました。このような図形を正多角形(正八角形)ということを教えていきます。
その後,「これは正多角形かな?」と言って,六角形,九角形を提示します。九角形の図形には,中心も対角線も記入されていませんでした。それまでの八角形・六角形には対角線を記入されていたのです。
すると「奇数だから無理だ」という声が聞こえてきます。対角線が消えた図形を目にしたことで,子どもたちは急に不安になったようです。
ところが,その声に対して「あれとあれを調べれば分かるよ」という声が聞こえてきます。つまり辺の長さと角の大きさを調べたら分かるという声です。そこで,その2つを調べていきます。結果は,いずれも等しいことが分かります。これも正九角形であることが見えてきました。