2024年1月19日金曜日

パターンブロックつかみ大会!

子どもたちに「パターンブロックつかみ大会をしよう」と投げかけます。
黒い袋の中に,2種類のブロックが入っています。黄色の六角形は1個10点,白の菱形は1点です。5秒でブロックをつかみ出します。

1回戦は,ドラゴンチームが黄色6個,白3個を取り出しました。10が6個ということなので60点。1が3個なので3点。合計63点になります。つかみ取りゲームですが,毎回,位ごとの数の計算を進めていることになります。

5回戦では,タイガースチームが43点,ドラゴンチーム41点となりました。この結果を見た子どもから,「2個違いだ」と声があがります。
そこで,「本当に2個違いなの?」と投げかけます。
「だって,十の位は4と4で同じ。一の位が1と3で違うから2違い」
「3−1をしたら2違いと分かるよ」
二位数同士の引き算は2年生の内容ですが,半具体物を使って展開を進めていくことで,差を求めることができました。

合計7回線14問のゲームを行いました。これは,14問の計算を行ったことと同じです。本実践のように,目的意識を持たせることで,子どもたちは45分間集中して数の表現や計算に取り組むことができました。