子どもたちに「ゼリーの面積が大きいのはどれかな?」と投げかけます。3種類の図形を順次提示します。
「3番目が大きい」
「全部同じ」
「№80でやった形は,高さが同じで面積も同じだったから,これも同じ」
「もう1回見たい」
子どもたちは,しっかりと1回目の提示の図形を見ていませんでした。そのため,子どもの判断にはズレが生まれてきました。
そこで,2回目の提示を行います。子どもたちは,自分の席から定規を目に当てて,辺の長さを測定しようとしています。
子どもの自席からの測定では,底辺は同じ長さでした。しかし,高さは同じか自信のない子どももいました。そこで,紙に印刷された図形で長さを確認します。
結果は全ての底辺も高さも等しいことが分かりました。従って,面積は全て同じでした。
後半は,自分で底辺の長さと高さを設定し,3種類の三角形を自由に作図させました。同じ長さのパターンで20種類以上の三角形を作図する子どももいました。